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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


KNAB26144-E

WWWアプリケーションのバージョンアップに失敗しました

WWWアプリケーションのバージョンアップに失敗した場合に表示されます。

(S)

コマンドの処理を中止します。

(O)
-vupオプションを指定した場合

6.2.3 環境のバックアップ」のインストールに失敗した場合の手順に従い,バージョンアップ前の環境に回復したあと,コマンドを再実行してください。

クラスタ環境の場合は,「10.8 クラスタ環境でのバージョンアップ」のバージョンアップに失敗した場合の手順に従い,バージョンアップ前の環境に回復したあと,コマンドを再実行してください。

再度失敗した場合は,資料採取ツールで資料を採取し,システム管理者に連絡してください。

-rオプションを指定した場合

次に示す手順で環境を回復したあと,コマンドを再実行してください。

  • 単体構成の場合

  1. jssunsetup.bat(アンセットアップ)コマンドを実行する。

  2. 事前に取得した案件管理DBのバックアップデータのサイズに合わせてjsssetup.bat(セットアップ)コマンドを実行する。

  3. jssdbrecovery.bat(データベースリカバリー)コマンドを実行し,事前に取得していた案件管理DBのバックアップデータでリカバリーする。

  • クラスタ構成の場合

  1. 実行系を現用系に切り替える。

  2. jsshaunsetup.bat(アンセットアップ)コマンドを実行する。

  3. 実行系を待機系に切り替える。

  4. jsshaunsetup.bat(アンセットアップ)コマンドを実行する。

  5. 実行系を現用系に切り替える。

  6. 事前に取得した案件管理DBのバックアップデータのサイズに合わせて-c online -sオプションを指定してjsshasetup.bat(クラスタ環境用セットアップ)コマンドを実行する。

  7. 実行系を待機系に切り替える。

  8. -c standbyオプションを指定してjsshasetup.bat(クラスタ環境用セットアップ)コマンドを実行する。

  9. 実行系を現用系に切り替える。

  10. jssdbrecovery.bat(データベースリカバリー)コマンドを実行し,事前に取得していた案件管理DBのバックアップデータでリカバリーする。

再度失敗した場合,資料採取ツールで資料を採取し,システム管理者に連絡してください。