案件集計プロパティファイル(hptl_jp1_imss_main_setting_kpi.properties)
説明
メイン画面(案件状況)で案件の集計結果を表示する際の各種しきい値,対象案件一覧に表示する内容を定義したファイルです。
次に示す情報が定義されています。運用に合わせて編集してください。
-
長期化と判断する未解決期間
-
未処理案件を警告表示するためのしきい値
-
未完了案件を警告表示するためのしきい値
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審議中案件を警告表示するためのしきい値
-
長期化案件を警告表示するためのしきい値
-
最優先案件を警告表示するためのしきい値
-
当日期限の案件を警告表示するためのしきい値
-
システム選択時に対象案件一覧に表示する案件の種別
-
プロセス選択時に対象案件一覧に表示する案件の種別
[プロセスワークボード作成]画面または[プロセスワークボード編集]画面からも,メイン画面(案件状況)で警告表示するための案件のしきい値を設定できます。
形式
hptl_jp1_imss_kpi_term_incident=長期化と判断する未解決期間(インシデント管理) hptl_jp1_imss_kpi_term_problem=長期化と判断する未解決期間(問題管理) hptl_jp1_imss_kpi_term_change=長期化と判断する未解決期間(変更管理) hptl_jp1_imss_kpi_term_release=長期化と判断する未解決期間(リリース管理) : hptl_jp1_imss_kpi_system_default_list=システム選択時に対象案件一覧に表示する案件の種別 hptl_jp1_imss_kpi_process_default_list=プロセス選択時に対象案件一覧に表示する案件の種別
#で始まる行はコメント扱いとなります。
ファイル名
-
hptl_jp1_imss_main_setting_kpi.properties
-
hptl_jp1_imss_main_setting_kpi.properties.model(案件集計プロパティファイルのモデルファイル)※
- 注※
-
モデルファイルは案件集計プロパティファイルの内容をリセットする場合に利用してください。案件集計プロパティファイルを削除し,モデルファイルをコピー,リネームすることで案件集計プロパティファイルとして使用できます。
格納先フォルダ
JP1/SSパス\conf\
定義の反映時期
jsscollectdataコマンドの実行時に反映されます。
また,メイン画面(案件状況)には,次に示すJP1/Service Supportのサービスを再起動したあとに,反映されます。
-
JP1/Service Support - Web Serviceサービス
-
JP1/Service Supportサービス
記述内容
次で説明する指定キー以外は編集しないでください。指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。
指定キー名 |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
hptl_jp1_imss_kpi_term_incident |
インシデント管理で長期化と判断する未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。 指定できる値は0〜876000の半角数字(整数)。 |
72 |
hptl_jp1_imss_kpi_term_problem |
問題管理で長期化と判断する未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。 指定できる値は0〜876000の半角数字(整数)。 |
168 |
hptl_jp1_imss_kpi_term_change |
変更管理で長期化と判断する未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。 指定できる値は0〜876000の半角数字(整数)。 |
480 |
hptl_jp1_imss_kpi_term_release |
リリース管理で長期化と判断する未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。 指定できる値は0〜876000の半角数字(整数)。 |
480 |
hptl_jp1_imss_kpi_term_for_XXX |
特定のプロセスワークボードで長期化と判断する未解決期間を変更する場合に,未解決期間を時間(単位:時間)で指定する。 この指定キーは,複数指定できる。 デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。 指定できる値は0〜876000の半角数字(整数)。 |
− |
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_incident |
インシデント管理で未処理案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_problem |
問題管理で未処理案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_change |
変更管理で未処理案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_release |
リリース管理で未処理案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_unprocessed_for_XXX |
特定のプロセスワークボードで,未処理案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合,しきい値を案件数で指定する。 この指定キーは,複数指定できる。 デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
− |
hptl_jp1_imss_kpi_processing_incident |
インシデント管理で未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
30 |
hptl_jp1_imss_kpi_processing_problem |
問題管理で未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
30 |
hptl_jp1_imss_kpi_processing_change |
変更管理で未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
30 |
hptl_jp1_imss_kpi_processing_release |
リリース管理で未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
30 |
hptl_jp1_imss_kpi_processing_for_XXX |
特定のプロセスワークボードで未完了案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 この指定キーは,複数指定できる。 デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
− |
hptl_jp1_imss_kpi_judging_incident |
インシデント管理で審議中案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_judging_problem |
問題管理で審議中案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_judging_change |
変更管理で審議中案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_judging_release |
リリース管理で審議中案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_judging_for_XXX |
特定のプロセスワークボードで審議中案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合,しきい値を案件数で指定する。 この指定キーは,複数指定できる。 デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
− |
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_incident |
インシデント管理で長期化案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_problem |
問題管理で長期化案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_change |
変更管理で長期化案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_release |
リリース管理で長期化案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_longterm_for_XXX |
特定のプロセスワークボードで長期化案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合,しきい値を案件数で指定する。 この指定キーは,複数指定できる。 デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
− |
hptl_jp1_imss_kpi_priority_incident |
インシデント管理で最優先案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_priority_problem |
問題管理で最優先案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_priority_change |
変更管理で最優先案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_priority_release |
リリース管理で最優先案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_priority_for_XXX |
特定のプロセスワークボードで最優先案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合は,しきい値を案件数で指定する。 この指定キーは,複数指定できる。 デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
− |
hptl_jp1_imss_kpi_today_incident |
インシデント管理で当日期限の案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_today_problem |
問題管理の当日期限の案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_today_change |
変更管理の当日期限の案件を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_today_release |
リリース管理の当日期限を警告表示するためのしきい値を,案件数で指定する。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
10 |
hptl_jp1_imss_kpi_today_for_XXX |
特定のプロセスワークボードで当日期限の案件を警告表示するためのしきい値を変更する場合,しきい値を案件数で指定する。 この指定キーは,複数指定できる。 デフォルトではコメントアウト(行頭に#)されているため,設定したい場合にはコメントを外すか,この指定キーを追記し,次の設定をすること。
この指定キーでの指定は,各プロセスでの指定よりも優先される。ただし,不正なプロセスワークボードIDを指定したり,不正な値(次に説明する値以外の値)を指定したりした場合は,各プロセスで指定した値が適用される。 指定できる値は0〜2147483647の半角数字(整数)。 |
− |
hptl_jp1_imss_kpi_system_default_list |
メイン画面(案件状況)の状況確認で,システム視点の案件状況を表示したときに,対象案件一覧に表示される案件の種別を指定する。なお,表示されるのは状況確認で一番上に表示されている対象システムの案件となる。 指定できる値を次に示す。
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priority |
hptl_jp1_imss_kpi_process_default_list |
メイン画面(案件状況)の状況確認で,プロセス視点の案件状況を表示したときに,対象案件一覧に表示される案件の種別を指定する。なお,表示されるのはインシデント管理の案件となる。 指定できる値を次に示す。
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priority |
- (凡例)
-
−:設定値なし
注意事項
案件集計プロパティファイルの定義内容を変更した場合は,jsscollectdataコマンドを実行して,新しい定義内容で集計データを作成してください。