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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


11.2.13 案件保存DBに案件を保存

指定した期間に案件管理DBに登録されたクローズ済みの案件を,案件保存DBに保存します。案件管理DBから案件保存DBに案件を保存する場合,保存対象となった案件は案件管理DBから案件保存DBに移動されます。また,移動された案件は,案件管理DBに戻すことはできないので,注意が必要です。

案件管理DBから案件保存DBに案件を保存する手順を,次に示します。

  1. 次に示す順序でサービスを停止する。

    • JP1/Service Support - Task Serviceサービス

    • JP1/Service Support - Web Serviceサービス

    • JP1/Service Supportサービス

    JP1/Service Support - DB Serverサービスは起動したままとしてください。

  2. スタートメニューの[プログラム]−[JP1_Service Support]−[JP1_SSコマンドプロンプト]を起動する。

  3. jssdbbackup.batコマンドを実行する。

    jssdbbackup.batコマンドを実行して,案件管理DBおよび案件保存DBをバックアップします。引数には-maintオプションを指定してください。jssdbbackup.batコマンドについては,「12. コマンド」の「jssdbbackup.bat(データベースバックアップ)」を参照してください。

  4. jssitemstoreコマンドを実行する。

    jssitemstoreコマンドを実行して,案件管理DBのクローズ済みの案件を,案件保存DBに保存します。保存対象案件は,年単位となるように指定してください。jssitemstoreコマンドについては,「12. コマンド」の「jssitemstore(案件保存)」を参照してください。

  5. jssdbrorg.batコマンドを実行する。

    jssitemstoreコマンドを実行して案件を保存すると,保存対象案件が案件管理DBから削除されます。このため,jssdbrorg.batコマンドを実行して,案件管理DBを再編成します。jssdbrorg.batコマンドについては,「12. コマンド」の「jssdbrorg.bat(案件管理DB再編成)」を参照してください。