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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


11.2.4 案件管理DBのサイズ拡張

案件管理DBのサイズを拡張したい場合,次に示す手順で案件管理DBのサイズを変更してください。

  1. jssdbbackup.batコマンドを実行する。

    案件管理DBのバックアップを取得します。引数に-maintオプションを指定してください。[バックアップファイル:maintA]

    jssdbbackup.batコマンドについては,「12. コマンド」の「jssdbbackup.bat(データベースバックアップ)」を参照してください。

  2. jssdbbackup.batコマンドを実行する。

    案件管理DBのバックアップを取得します。※1[バックアップファイル:expandA]

    指定する引数を,次に示します。

    案件管理DBのサイズをXLに拡張する場合

    -oオプション,-mdbオプション,-expandオプションを指定してください。

    なお,-fオプションを指定してバックアップすると,手順4でリカバリーできません。

    上記以外の場合

    -fオプション,-expandオプションを指定してください。

    jssdbbackup.batコマンドについては,「12. コマンド」の「jssdbbackup.bat(データベースバックアップ)」を参照してください。

  3. jssdbinit.batコマンドを実行する。

    案件管理DBのサイズを拡張します。

    jssdbinit.batコマンドについては,「12. コマンド」の「jssdbinit.bat(データベース初期化)」を参照してください。

  4. jssdbrecovery.batコマンドを実行する。

    手順2で作成した[バックアップファイル:expandA]をリカバリーします。

    指定する引数を,次に示します。※2,※3

    案件管理DBのサイズをXLに拡張する場合

    -iオプション,-mdbオプション,-expandオプションを指定してください。

    上記以外の場合

    -fオプション,-expandオプションを指定してください。

    jssdbrecovery.batコマンドについては,「12. コマンド」の「jssdbrecovery.bat(データベースリカバリー)」を参照してください。

注※1

KNAB26102-Eのエラーメッセージが出力された場合,エラー要因を取り除き再度コマンドを実行してください。それでも上記エラーが出力される場合は,引数-maintオプションを指定したjssdbrecovery.batコマンド実行して,手順1で作成した[バックアップファイル:maintA]をリカバリーしてください。そのあと,再度コマンドを実行してください。

注※2

KNAB26103-Eのエラーメッセージが出力された場合,エラー要因を取り除いたあと,再度コマンドを実行してください。それでも上記エラーが出力される場合は,手順3から再度実行してください。再度実行しても問題が解決しない場合には,システム管理者に連絡してください。

注※3

jssdbrecovery.batコマンドに-maintオプションを指定して[バックアップファイル:maintA]をリカバリーしても,データベースのサイズは拡張されません。