5.12.2 案件管理DBの初期化の検討
案件管理DBのサイズ変更をする場合には,jssdbinit.batコマンドによる初期化を検討してください。また,何らかの理由で案件管理DBの動作が不正になった場合には,jssdbinit.batコマンドによる案件管理DBの初期化を検討してください。
- 補足:jsssetup.batコマンドとjssdbinit.batコマンドの違い
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jsssetup.batコマンドの場合,案件管理DBの初期化のほか,WWWサーバ関連の環境設定も実施されます。jssdbinit.batコマンドの場合,案件管理DBの初期化だけが実施されます。
詳細については,「12. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」,および「jssdbinit.bat(データベース初期化)」を参照してください。
- 注意事項
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jssdbinit.batコマンドを使って案件管理DBのサイズを拡張する場合には,次の手順で案件管理DB内の運用データのバックアップ,リカバリーを実施してください。
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jssdbbackup.batコマンドを使ってバックアップを取る。
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jssdbinit.batコマンドを使って案件管理DBのサイズ拡張を実施する。
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jssdbrecovery.batコマンドを使ってバックアップデータを回復する。
なお,サイズを縮小する場合,または案件管理DBの格納先フォルダがバックアップ時と異なる場合には,バックアップデータのリカバリーはできません。これらの場合には,jssitemlistコマンド,jssitemhistoryコマンド,またはjssitemexportExコマンドを使って案件データを退避することを検討してください。
コマンドの詳細については,「12. コマンド」を参照してください。
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案件管理DBの動作が不正になった場合には,次の手順で運用データのリカバリーをしてください。
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定期的に取っておいたバックアップデータを用意する。
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jssdbinit.batコマンドを使って案件管理DBを初期化する。
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jssdbrecovery.batコマンドを使ってバックアップデータを回復する。
案件管理DBの格納先フォルダがバックアップ時と異なる場合には,バックアップデータのリカバリーができないため,注意してください。
コマンドの詳細については,「12. コマンド」を参照してください。
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