3.5.2 原因に対処する
原因に対処するための手順を説明します。JP1/OAは,ボトルネックの原因となっているイベントやメトリックの情報を基に,システムリソースの性能を改善するための対処プランを提案できます。提案されたプランに従って対処することで,問題を容易に解決できます。
操作手順
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[ボトルネック分析]画面で,[対処プランを確認]のボタンをクリックします。
対処プランの生成条件を設定する画面が表示されます。
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[入力方法]にある[イベントを選択して入力]のラジオボタンが選択されていることを確認して,[イベントを選択]ボタンをクリックします。
対処プランの生成対象となるイベント一覧の画面が表示されます。
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ボトルネックの原因となっているイベントを選択して,[OK]ボタンをクリックします。
「3.3 ボトルネックを分析する」で,CPUがボトルネックであることを確認したため,ここではホスト全体のCPU使用率に関連する警告イベントを一覧から探して選択します。
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[性能の改善目標値]に,ホスト全体のCPU使用率の目標値を指定して,[対処プランを生成]ボタンをクリックします。
ホスト全体のCPU使用率を目標値に近づけるための対処プランが表示されます。
対処プランが複数表示された場合は,それぞれのプランの内容を比較して,問題の解決に有効なプランはどれかを検討します。
- メモ
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ボトルネックの原因によっては,適切な対処プランが表示されない場合があります。その場合は,[ボトルネック分析]画面で分析した原因を基に対処してください。
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対処プランの内容に従って,適切な構成に変更します。
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[ボトルネック分析]画面で,対処によって問題が解決に向かっていることを確認します。
障害が発生していた仮想マシン,ボトルネックと特定したESXの[CPU]のグラフの波形がしきい値を下回り,問題が無くなったことを確認してください。
次の作業
原因に対する対処が完了したことを関係者に連絡します。