インテリジェント統合管理基盤定義ファイル(imdd.properties)
形式
server.port=ポート番号 jp1.imdd.proxy.server[n].host=プロキシサーバー[n]のホスト名 jp1.imdd.proxy.server[n].port=プロキシサーバー[n]のポート番号 jp1.imdd.proxy.server[n].user=プロキシサーバー[n]の認証ユーザーID jp1.imdd.proxy.target[n].host= プロキシサーバーを利用するREST APIのターゲットホスト[n] jp1.imdd.proxy.target[n].serverHost=接続先のプロキシサーバーのターゲットホスト名[n] jp1.imdd.gui.settings.contentViews.<custom UI Id>.title=[カスタムUI]タブに表示するタイトル jp1.imdd.gui.settings.contentViews.<custom UI Id>.url=[ユーザー定義の画面表示領域]に表示するhtmlファイルのパス jp1.imdd.gui.settings.contentViews.<custom UI Id>.sid=ユーザー定義の画面を表示するIM管理ノードのツリーSID jp1.imdd.gui.settings.contentViews.<custom UI Id>.target=ユーザー定義の画面を表示するIM管理ノードのSID jp1.im.db.DEFAULT.portNo=IMデータベースが使用するポート番号 jp1.im.db.DEFAULT.logicalHostNum=論理ホスト用のIMデータベースで論理ホストを識別する番号 jp1.imdd.gui.settings.linkedUnit.impact.unKnownDisplay=影響不明アイコンの表示/非表示 jp1.imdd.event.stormCompatible=繰り返しイベントの表示抑止機能の互換設定 jp1.imdd.gui.settings.eventSearchCount=イベント取得での検索回数 jp1.imdd.authBasic=Basic認証の有効/無効 jp1.imdd.jp1LoginForm=true|false jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.client-name=クライアントの別名 jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.client-id=OpenIDプロバイダで設定したクライアントID jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.client-authentication-method=basic|post jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.authorization-grant-type= authorization_code jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.redirect-uri=リダイレクトURLのURI jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.scope=クライアントに使用されるスコープ jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.authorization-uri=許可URLのURI jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.token-uri=トークン取得URLのURI jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.user-info-uri=ユーザー情報URLのURI jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.userNameAttribute=属性名 jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.jwk-set-uri=JSON Web Key(JWK)SetURLのURI jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.issuer-uri=OpenIDプロバイダのIssuer Identifier jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.logout-uri=OpenIDプロバイダのログアウトURI jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.introspect-uri=OpenIDプロバイダのトークン情報取得URI jp1.imdd.simt.updateMode=reconfigure|change
ファイル
imdd.properties
imdd.properties.model(インテリジェント統合管理基盤定義ファイルのモデルファイル)
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
-
- 物理ホストのとき
-
Managerパス\conf\imdd\
- 論理ホストのとき
-
共有フォルダ\jp1imm\conf\imdd\
- UNIXの場合
-
- 物理ホストのとき
-
/etc/opt/jp1imm/conf/imdd/
- 論理ホストのとき
-
共有ディレクトリ/jp1imm/conf/imdd/
説明
インテリジェント統合管理基盤のシステムの設定を定義するファイルです。
定義の反映時期
JP1/IM - Managerを起動すると,定義情報の設定が有効になります。
記述内容
インテリジェント統合管理基盤定義ファイルには,次に示す規則があります。
-
行の先頭に#(0x23)を指定すると,その行はコメント行になります。
-
プロパティ名は英小文字,英大文字を区別します。
-
定義ファイルはUTF-8で,BOM(byte order mark)が付与されないように保存してください。
-
無効なプロパティの場合は,その行を無視して処理を続行します。
-
プロパティに指定できる値以外を指定した場合は,動作を保証できません。
- server.port=ポート番号
-
インテリジェント統合管理基盤サービスでHTTP通信を受け付ける任意のポート番号を指定します。
指定するポート番号はシステムで一意である必要があります。また,セットアップで作成するホスト単位でも一意の値とします。
指定できる値は,5001〜65535です。デフォルトは20703です。
- jp1.imdd.proxy.server[n].host=プロキシサーバー[n]のホスト名
-
プロキシサーバー[n]のホスト名を指定します。
名前解決ができるプロキシサーバーのホスト名を指定します。不正なホスト名を指定した場合,製品プラグインからのAPIの実行に失敗します。
ASCII文字で指定します。
このプロパティを複数指定する場合は,[n]には0からの通番を指定してください。
- jp1.imdd.proxy.server[n].port=プロキシサーバー[n]のポート番号
-
プロキシサーバー[n]のポート番号を指定します。
指定できる値は,1〜65535です。指定できる範囲以外の値を指定した場合は,KAJY52016-Wメッセージを出力して,プロキシサーバー[n]の設定を無効にします。
このプロパティを複数指定する場合は,[n]には0からの通番を指定してください。
- jp1.imdd.proxy.server[n].user=プロキシサーバー[n]の認証ユーザーID
-
プロキシサーバー[n]の認証ユーザーのユーザーIDを指定します。
プロキシサーバーの認証を使用する場合,このオプションの指定と,プロキシサーバーの認証情報の設定が必要です。プロキシサーバーの認証情報の設定は「jddsetproxyuser」(1. コマンド)を参照してください。
このプロパティを複数指定する場合は,[n]には0からの通番を指定してください。
プロキシサーバーの認証を使用しない場合は,このオプションの指定は不要です。
- jp1.imdd.proxy.target[n].host=プロキシサーバーを利用するREST APIのターゲットホスト[n]
-
プロキシサーバーを利用するREST APIの実行対象となるターゲット[n]のホストを指定します。ターゲット[n]のホスト名には,REST APIのURLのホスト部を指定します。
例えば,REST APIが「http://hitachi.co.jp/api/v1/restApi」の場合は,「hitachi.co.jp」を指定します。
ASCII文字で指定します。
このプロパティを複数指定する場合は,[n]には0からの通番を指定してください。
- jp1.imdd.proxy.target[n].serverHost=接続先のプロキシサーバーのターゲットホスト名[n]
-
接続先のプロキシサーバー[n]のターゲットホスト名を指定します。
設定した値がプロキシサーバー[n]に設定されていない場合,または無効な値の場合は,KAJY52018-Wメッセージを出力し,ターゲットホスト[n]の設定を無効にします。
ASCII文字で指定します。
このプロパティを複数指定する場合は,[n]には0からの通番を指定してください。
- jp1.imdd.gui.settings.contentViews.<custom UI Id>.title=[カスタムUI]タブに表示するタイトル
-
カスタムUI表示機能を使用する場合に,[カスタムUI]タブに表示するタイトルを指定します。
タイトルは,制御文字および機種依存文字を含まない255文字以内の文字列で指定します。
なお,マルチバイト文字を指定する場合はUnicode(\udddd表記)に変換してください。その場合の文字数は,Unicodeに変換済みの文字列の文字数でカウントされます。
一つの<custom UI Id>に対して,必ず指定してください。
- jp1.imdd.gui.settings.contentViews.<custom UI Id>.url=[ユーザー定義の画面表示領域]に表示するhtmlファイルのパス
-
カスタムUI表示機能を使用する場合に,[ユーザー定義の画面表示領域]に表示するhtmlファイルのパスを,「public」からの相対パス形式で指定します。htmlファイルの配置先を次に示します。
- Windowsの場合
-
Managerパス\public\customUI\
- UNIXの場合
-
/opt/jp1imm/public/customUI/
htmlファイルのパスは,制御文字および機種依存文字を含まない255文字以内の文字列で指定します。パス区切り文字は「/」を使用します。
なお,マルチバイト文字を指定する場合はUnicode(\udddd表記)に変換してください。その場合の文字数は,Unicodeに変換済みの文字列の文字数でカウントされます。半角スペース「 」を含む場合でも,前後を引用符「"」で囲む必要はありません。
一つの<custom UI Id>に対して,必ず指定してください。
- jp1.imdd.gui.settings.contentViews.<custom UI Id>.sid=ユーザー定義の画面を表示するIM管理ノードのツリーSID
-
カスタムUI表示機能を使用する場合に,ユーザー定義の画面を表示するIM管理ノードのツリーSIDを指定します。
IM管理ノードのツリーSIDは,1,048,576文字以内で指定します。指定できる文字は,指定したツリーSIDの仕様に準じます。
IM管理ノードのツリーSIDは,正規表現で指定できます。正規表現は完全一致であり,指定した正規表現とIM 管理ノードのツリーSIDの文字列全体を比較し,完全に一致した場合だけ条件が成立します。正規表現で指定する場合,すべての文字に一致する表現の「.*」を多用すると,検索に時間が掛かることがあります。「.*」を使用する場合は,必要な個所にだけ「.*」を使用するようにしてください。
なお,指定したツリーSIDが存在するかどうかはチェックされません。
一つの<custom UI Id>に対して,sidまたはtargetのどちらかの指定が必要です。
- jp1.imdd.gui.settings.contentViews.<custom UI Id>.target=ユーザー定義の画面を表示するIM管理ノードのSID
-
カスタムUI表示機能を使用する場合に,ユーザー定義の画面を表示するIM管理ノードのツリーSIDを指定します。
IM管理ノードのSIDは,1,048,576文字以内で指定します。指定できる文字は,指定したツリーSIDの仕様に準じます。
IM管理ノードのツリーSIDは,正規表現で指定できます。正規表現は完全一致であり,指定した正規表現とIM 管理ノードのSIDの文字列全体を比較し,完全に一致した場合だけ条件が成立します。正規表現で指定する場合,すべての文字に一致する表現の「.*」を多用すると,検索に時間が掛かることがあります。「.*」を使用する場合は,必要な個所にだけ「.*」を使用するようにしてください。
なお,指定したツリーSIDが存在するかどうかはチェックされません。
一つの<custom UI Id>に対して,sidまたはtargetのどちらかの指定が必要です。
- jp1.im.db.DEFAULT.portNo=IMデータベースが使用するポート番号
-
IMデータベースが使用するポート番号を指定します。
物理ホストの場合,統合監視DBのセットアップ時に使用したセットアップ情報ファイルのIMDBPORTオプションに指定した値を指定します。IMDBPORTオプションがデフォルトの設定の場合,jp1.im.db.DEFAULT.portNoの指定は不要です。
セットアップ情報ファイルについては「セットアップ情報ファイル(jimdbsetupinfo.conf)」を参照してください。
論理ホストの場合,統合監視DBのセットアップ時に使用したクラスタセットアップ情報ファイルのIMDBPORTオプションに指定した値を指定します。
クラスタセットアップ情報ファイルについては「クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)」を参照してください。
- jp1.im.db.DEFAULT.logicalHostNum=論理ホスト用のIMデータベースで論理ホストを識別する番号
-
論理ホスト用のIMデータベースで論理ホストを識別する番号を指定します。
統合監視DBのセットアップ時に使用したクラスタセットアップ情報ファイルのLOGICALHOSTNUMBERオプションに指定した値を指定します。
jp1.im.db.DEFAULT.portNoで論理ホストを指定した場合,このオプションを指定します。
クラスタセットアップ情報ファイルについては「クラスタセットアップ情報ファイル(jimdbclustersetupinfo.conf)」を参照してください。
- jp1.imdd.gui.settings.linkedUnit.impact.unKnownDisplay=影響不明アイコンの表示/非表示
-
[業務フロー]タブおよび[連携ユニット]ダイアログで,後続ルートジョブネットへの影響の有無が不明であることを表すアイコン(
アイコン)を表示するかどうかを指定します。
「true」または「false」のどちらかを指定します。アイコンを表示する場合は「true」,表示しない場合は「false」です。デフォルト値は「true」です。
- jp1.imdd.event.stormCompatible=繰り返しイベントの表示抑止機能の互換設定
-
バージョン12-00では,jcoimdefコマンドの-stormオプションの設定がONでも,繰り返しイベントの表示が抑止されません。このため,バージョン12-00からバージョンアップした場合,繰り返しイベントの表示抑止機能を使用するには,繰り返しイベントの表示抑止機能の互換設定を無効(false)にする必要があります。
なお,バージョン12-10以降を新規インストールした場合,繰り返しイベントの表示抑止機能の互換設定はあらかじめ無効(false)に設定されています。
「true」または「false」のどちらかを指定します。
「true」を設定すると12-00と同様に繰り返しイベントの表示を抑止しません。「false」を設定すると,繰り返しイベントの表示を抑止します。
デフォルト値は「true」です。
jcoimdefコマンドの-stormオプションの繰り返しイベントの監視抑止の設定がONで,かつjp1.imdd.event.stormCompatibleオプションの設定がfalseの場合に,繰り返しイベントの表示抑止機能が有効になります。
jcoimdefコマンドの-stormオプションの繰り返しイベントの監視抑止の設定がOFFの場合は,jp1.imdd.event.stormCompatibleオプションの設定に関わらず,繰り返しイベントの表示抑止機能は無効となります。
- jp1.imdd.gui.settings.eventSearchCount=イベント取得での検索回数
-
統合オペレーション・ビューアーがイベント一覧を表示するために行うイベント取得での検索回数を設定します。
イベント取得では,選択したIM管理ノードにマッピングされているイベントを対象に検索します。表示するページに応じて検索開始位置,検索方向を決定し,検索対象のイベント100件を決定します。ユーザーフィルターなどによりイベントが100件取得できなかった場合は,次のイベント100件を対象として繰り返し検索します。
この繰り返し行うイベント検索回数の上限値を設定します。検索回数が設定した値に達した場合は検索を中断し,イベント一覧には中断までに取得したイベントを表示します。
指定できる値は,0〜120000(単位:回)です。0を指定した場合は,無制限となります。デフォルトは10回です。指定できる範囲以外の値を指定した場合は,デフォルトの値を仮定して動作します。
- jp1.imdd.authBasic=Basic認証の有効/無効
-
インテリジェント統合管理基盤の任意のREST APIでは,REST APIに付加したログイン情報による認証方式(Basic認証)を使用できます。このBasic認証を有効にするかどうかを設定します。
「true」または「false」のどちらかを指定します。
「true」を設定すると,Basic認証を有効にします。
デフォルト値は「false」です。
REST APIについては,「5. API」を参照してください。
- jp1.imdd.jp1LoginForm=true|false
-
インテリジェント統合管理基盤のログイン画面にJP1/Base認証のログインフォームを表示するかどうかを指定します。
OpenIDプロバイダの定義がない場合は,falseを指定してもtrueを仮定して動作します。
また,falseを指定しかつOpenIDプロバイダの定義が一つだけの場合は,インテリジェント統合管理基盤の認証画面を経由せずに,OpenIDプロバイダの認証URLを直接呼出します。
「true」または「false」のどちらかを指定します。
「true」を設定すると,JP1/Base認証ログインフォームを有効にします。
デフォルト値は「true」です。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.client-name=クライアントの別名
-
OpenIDプロバイダに登録したインテリジェント統合管理基盤のクライアントの別名を設定します。
クライアントの別名は,インテリジェント統合管理基盤のログイン画面のボタン名として使用します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.client-id=OpenIDプロバイダで設定したクライアントID
-
OpenIDプロバイダに登録したインテリジェント統合管理基盤のクライアントIDを設定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.client-authentication-method=basic|post
-
OpenIDプロバイダに登録したインテリジェント統合管理基盤のクライアントを認可するサーバでの認証方法を設定します。
「basic」または「post」のどちらかを指定します。
デフォルト値は「basic」です。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.authorization-grant-type= authorization_code
-
OpenIDプロバイダに登録したインテリジェント統合管理基盤のクライアントに使用する,認可の付与種別を設定します。
「authorization_code」を指定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.redirect-uri=リダイレクトURLのURI
-
OpenIDプロバイダに登録したリダイレクトURLのURIを,次の形式で指定します。
<インテリジェント統合管理基盤ログインURI>/oauth2/code/<OpenID Provider>
(指定例)
https://IMHOST:20703/login/oauth2/code/okta
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。指定できる文字はURL形式の文字列です。それ以外の形式を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
WWWブラウザーとインテリジェント統合管理基盤のセッションに認証リクエストが保存され,OpenIDプロバイダを認証したあと,リダイレクトURLのURIにリダイレクトしてセッションを検証します。Cookieのデータはドメインごとに管理されるため,インテリジェント統合管理基盤ログインURIとリダイレクトURLのURIのインテリジェント統合管理サーバのホスト名は一致するように合わせて,認証処理中にCookieの削除や上書きがされないようにしてください。
なお,インテリジェント統合管理基盤ログインURIとリダイレクトURLのURIのインテリジェント統合管理サーバのホスト名が不一致の場合,OpenID認証によるログイン時にKAJY52028-Eのメッセージを統合オペレーション・ビューアーまたはREST APIの戻り値として出力します。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.scope=クライアントに使用されるスコープ
-
OpenIDプロバイダに登録したインテリジェント統合管理基盤のクライアントに使用するスコープを設定します。複数指定する場合は,コンマで区切ります。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
指定できる文字はASCII文字(0x21,0x23〜0x5B,0x5D〜0x7E)です。それ以外の文字を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.authorization-uri=許可URLのURI
-
許可URLのURIを設定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
URL形式以外の値を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.token-uri=トークン取得URLのURI
-
トークン取得URLのURIを設定します。
URL形式以外の値を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.user-info-uri=ユーザー情報URLのURI
-
ユーザー情報URLのURIを設定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
URL形式以外の値を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.userNameAttribute=属性名
-
ユーザー情報の応答からユーザーの名前にアクセスするために使用される属性名を設定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.jwk-set-uri=JSON Web Key(JWK)SetURLのURI
-
JSON Web Key(JWK)SetURLのURIを設定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
URL形式以外の値を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.issuer-uri=OpenIDプロバイダのIssuer Identifier
-
OpenIDプロバイダのIssuer Identifierを設定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
URL形式以外の値を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.logout-uri=OpenIDプロバイダのログアウトURI
-
OpenIDプロバイダのログアウトURLを設定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
URL形式以外の値を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
- jp1.imdd.oidc.<OpenIDプロバイダのキー名>.introspect-uri=OpenIDプロバイダのトークン情報取得URI
-
OpenIDプロバイダのトークン情報取得URLを設定します。
<OpenIDプロバイダのキー名>には,OpenIDプロバイダを特定できる一意の名称を指定してください。
URL形式以外の値を指定した場合は,KAJY52019-Wメッセージを出力してOpenIDプロバイダの設定を無効にし,JP1/IM2-Managerサービスの起動を続行します。
- jp1.imdd.simt.updateMode=reconfigure|change
-
jddupdatetreeコマンドを実行する際のデフォルトの反映方式を設定します。
「reconfigure」または「change」のどちらかを指定します。
「reconfigure」を指定すると,バージョン12-10以前と同じ新規・再構築モードで反映します。「change」を指定すると,構成変更モードで反映します。
デフォルト値は「change」です。
定義がない場合は,「reconfigure」を仮定します。不正な値が指定された場合は,デフォルト値「change」を使用します。
注意事項
インテリジェント統合管理基盤サービスを起動した際にこの定義ファイルが存在しない場合,または読み込みに失敗した場合は,次の動作となります。
- 物理ホストの場合
-
統合トレースログにKAJY00015-Wの警告メッセージを出力し,デフォルト値のプロパティが指定されたものとして起動します。デフォルト値がないプロパティの場合は,プロパティが指定されていないものと仮定し起動します。
- 論理ホストの場合
-
統合トレースログにKAJY00021-Eのエラーメッセージを出力し,インテリジェント統合管理基盤サービスを終了します。
定義例
server.port=20703 jp1.imdd.proxy.server[0].host=ProxyServer jp1.imdd.proxy.server[0].port=443 jp1.imdd.proxy.server[0].user=UserID jp1.imdd.proxy.target[0].host=HostA jp1.imdd.proxy.target[0].serverHost=ProxyServer jp1.imdd.gui.settings.contentViews.sample.title=\u30ab\u30b9\u30bf\u30e0UI1 jp1.imdd.gui.settings.contentViews.sample.url=./customUI/sample/index.html jp1.imdd.gui.settings.contentViews.sample.target=^(?=.*MYHOST).*$ jp1.imdd.gui.settings.contentViews.sample2.title=\u30ab\u30b9\u30bf\u30e0UI2 jp1.imdd.gui.settings.contentViews.sample2.url=./customUI/sample2/index.html jp1.imdd.gui.settings.contentViews.sample2.sid=_ROOT_AllSystems jp1.im.db.DEFAULT.portNo=20700 jp1.im.db.DEFAULT.logicalHostNum=[1-9] jp1.imdd.gui.settings.linkedUnit.impact.unKnownDisplay=true jp1.imdd.event.stormCompatible=false jp1.imdd.gui.settings.eventSearchCount=10 jp1.imdd.authBasic=false jp1.imdd.jp1LoginForm=true jp1.imdd.oidc.keycloak.client-name=KEYCLOAK LOGIN jp1.imdd.oidc.keycloak.client-id= ddmain jp1.imdd.oidc.keycloak.client-authentication-method=basic jp1.imdd.oidc.keycloak.authorization-grant-type=authorization_code jp1.imdd.oidc.keycloak.redirect-uri=https://IMhost:20703/login/oauth2/code/keycloak jp1.imdd.oidc.keycloak.scope=openid,profile,email,address,offline_access jp1.imdd.oidc.keycloak.authorization-uri=https://OPhost:8080/auth/realms/jddmain/protocol/openid-connect/auth jp1.imdd.oidc.keycloak.token-uri=https://OPhost:8080/auth/realms/jddmain/protocol/openid-connect/token jp1.imdd.oidc.keycloak.user-info-uri=https://OPhost:8080/auth//realms/jddmain/protocol/openid-connect/userinfo jp1.imdd.oidc.keycloak.userNameAttribute=sub jp1.imdd.oidc.keycloak.jwk-set-uri=https://OPhost:8080/auth/realms/jddmain/protocol/openid-connect/certs jp1.imdd.oidc.keycloak.issuer-uri=https://OPhost:8080/auth/realms/jddmain jp1.imdd.oidc.keycloak.logout-uri=https://OPhost:8080/auth/realms/jddmain/protocol/openid-connect/logout jp1.imdd.oidc.keycloak.introspect-uri=https://OPhost:8080/auth/realms/jddmain/protocol/openid-connect/token/introspect jp1.imdd.simt.updateMode=change