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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 運用ガイド


6.10.7 イベントを大量に発行しているログファイルトラップをマネージャーから停止する

ログファイルトラップでイベントが大量に発行された場合の対処として,IM構成管理を使用して,マネージャーから特定のログファイルトラップを停止する手順を次に示します。IM構成管理を使用しないで,特定のログファイルトラップを停止する方法については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の大量発生イベントの転送を抑止する説明をしている個所を参照してください。

なお,次に示す手順では,IM構成管理を使用して,エージェントのプロファイルを管理していることを前提とします。IM構成管理のプロファイル管理の概要については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「7.5 プロファイルの管理」を参照してください。IM構成管理のプロファイルの設定については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「3.5 プロファイルの設定」を参照してください。

また,発生元ホストのマッピングが有効に設定されていることを前提とします。発生元ホストのマッピングを有効にする手順については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド」の「5.15 発生元ホストのマッピングの設定」を参照してください。

  1. [イベントコンソール]画面のイベント一覧で,ログファイルトラップが発行したJP1イベントが大量に出力されているのを確認する。

  2. 該当のJP1イベントの[イベント詳細]画面を表示する。

  3. [イベント詳細]画面のイベント属性に,発生元ホスト名および監視名が表示されているのを確認する。

    注※

    [イベント詳細]画面のイベント属性にログファイルトラップの監視名を表示するには,JP1/IM - Managerのバージョンが10-50以降,かつエージェントのJP1/Baseのバージョンが10-50以降である必要があります。

  4. IM構成管理・ビューアー(IM構成管理)にログインして,[IM構成管理]画面を表示する。

  5. [IM構成]タブをクリックして,[IM構成]ページを表示する。

  6. ツリー表示領域でログファイトラップの発生元ホスト名を選択して,[表示]メニューから[プロファイル表示]を選択する。

    該当ホストの[プロファイル表示/編集]画面が表示されます。

  7. ツリー表示領域の[JP1/Base]を選択して,[編集]メニューから[排他編集設定]を選択する。

    プロファイルの排他編集権を獲得します。

  8. ツリー表示領域の[ログファイルトラップ情報]から抑止対象のログファイルトラップの監視名を選択して,[操作]メニューから[プロセス停止]を選択する。

    ログファイルトラップを停止するかどうかを確認するメッセージが出力されます。

  9. [はい]ボタンをクリックする。

    ログファイルトラップが停止します。

    ログファイルトラップが停止している間に,ログの出力元のアプリケーションを調査して,異常がある場合は問題を解決してください。