6.7.2 対処済み連動機能の設定
対処済み連動機能は,JP1イベントの対処状況に応じて,監視オブジェクトの状態を自動的に変更する機能です。
JP1イベントの対処状況に連動して,監視オブジェクトの状態が変わるため,監視オブジェクト,監視グループの状態を手動で変更する手間が省け,セントラルスコープでの操作がより簡易になります。
JP1/IM - Managerを新規インストールした場合は,有効になっています。バージョンアップ時は,バージョンアップ前に設定を無効にしていた場合は,無効になっています。運用にあわせて,設定を変更してください。
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JP1/IM - Managerを停止する。
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次のファイルを引数にjbssetcnfコマンドを実行する。
対処済み連動機能を有効にする:action_complete_on.conf
対処済み連動機能を無効にする:action_complete_off.conf
jbssetcnfコマンドを実行すると,JP1共通定義情報に設定内容が反映されます。
jbssetcnfコマンドについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- ファイルの設定内容について
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ファイルの設定内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「対処済み連動設定ファイル(action_complete_xxx.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
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JP1/IM - Managerを起動する。