5.5.2 自動アクションの実行条件および実行内容の設定
自動アクションの実行条件および実行内容は,JP1/IM - ViewのGUIまたは定義ファイルで設定できます。それぞれの手順について説明します。
- 注意事項
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11-10以前のバージョンからセントラルコンソールをバージョンアップした場合,定義ファイルを更新する必要があります。
更新の手順については,「1.18.4(2) 自動アクション定義ファイルの更新」(Windows)または,「2.17.6(3) 自動アクション定義ファイルの更新」(UNIX)を参照してください。なお,11-10以前のバージョンの定義ファイルを使用したい場合は,更新する必要はありません。
(1) JP1/IM - ViewのGUIを使って設定する
手順を次に示します。
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[イベントコンソール]画面で[オプション]−[自動アクション設定]を選択する。
[アクション設定]画面が表示されます。
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設定する内容にあわせて[追加],[編集]または[削除]のボタンをクリックする。
- 新規に自動アクションを設定したい場合
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[追加]ボタンをクリックします。[アクション詳細設定]画面で,自動アクションの実行条件や実行内容を設定します。
[OK]ボタンをクリックすると,[アクション設定]画面に戻ります。
- 既存の自動アクションの条件を変更したい場合
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一覧から変更したい自動アクションを選択して[編集]ボタンをクリックします。[アクション詳細設定]画面で,既存の自動アクションの実行条件や実行内容を変更します。
[OK]ボタンをクリックすると,[アクション設定]画面に戻ります。
- 既存の自動アクションの条件を削除したい場合
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一覧から削除したい自動アクションを選択して[削除]ボタンをクリックします。
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設定した自動アクションの条件を無効にしたい場合は,[適用]の各チェックボックスのチェックを外す。
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[適用]ボタンをクリックする。
設定した内容が有効になります。
[アクション設定]画面の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」の「3.32 [アクション設定]画面」を参照してください。
[アクション詳細設定]画面の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」の「3.33.1 [アクション詳細設定]画面」を参照してください。
(2) 定義ファイルを編集して設定する
手順を次に示します。
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自動アクション定義ファイル(actdef.conf)を編集する。
自動アクション定義ファイルの格納先を次に示します。
表5‒1 自動アクション定義ファイルの格納先 OS
格納先
Windows
- 物理ホストのとき
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Consoleパス\conf\action\
- 論理ホストのとき
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共有フォルダ\jp1cons\conf\action\
UNIX
- 物理ホストのとき
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/etc/opt/jp1cons/conf/action/
- 論理ホストのとき
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共有ディレクトリ/jp1cons/conf/action/
自動アクション定義ファイルの内容に不正がないか確認したい場合は,jcamakeaコマンドを実行してください。
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編集した内容を有効にする。
自動アクション定義ファイルの編集内容を有効にするため,次のどれかを実施します。
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JP1/IM - Managerを再起動する。
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jcachangeコマンドを実行する。
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JP1/IM - Viewの[アクション設定]画面で[適用]ボタンをクリックする。
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自動アクション定義ファイル(actdef.conf)の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「自動アクション定義ファイル(actdef.conf)」(2. 定義ファイル)を参照してください。