5.5.1 自動アクション機能の実行環境の設定
自動アクションの実行環境は,自動アクション環境定義ファイル(action.conf.update)を編集して設定します。自動アクション環境定義ファイルには,自動アクションを実行する標準ユーザーや,自動アクション機能で使用する正規表現などを記述します。
自動アクションの実行環境を設定する手順を次に示します。
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モデルファイルをコピーして,定義ファイル名(action.conf)にリネームしたあと,定義内容を編集する。
自動アクション実行環境の定義ファイルのモデルファイルをコピーして,リネームしたあと,定義ファイル(action.conf)を編集します。次を実施してください。
- Windowsの場合
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cd Consoleパス
copy default\action.conf.update conf\action.conf
notepad conf\action.conf
- UNIXの場合
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cd /etc/opt/jp1cons
cp -p default/action.conf.update conf/action.conf
vi conf/action.conf
自動アクション環境定義ファイルの定義内容については,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイルリファレンス」の「自動アクション環境定義ファイル(action.conf.update)」(2. 定義ファイル)を参照してください。
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JP1/IM - Managerを停止する。
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jbssetcnfコマンドを実行して定義を反映する。
- Windowsの場合
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jbssetcnf Consoleパス\conf\action.conf
- UNIXの場合
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/opt/jp1base/bin/jbssetcnf /etc/opt/jp1cons/conf/action.conf
jbssetcnfコマンドを実行すると,JP1共通定義情報へ自動アクション機能の実行環境の設定が反映されます。jbssetcnfコマンドについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
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JP1/IM - Managerを起動する。