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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 構築ガイド


2.3.4 インストール時の注意事項(UNIXの場合)

〈この項の構成〉

(1) 製品間の関連について

JP1/IM - ManagerはJP1/Baseを前提製品としています。製品のインストール時には,次の点に注意してください。

(2) 統合トレース機能(HNTRLib2)について

JP1/Baseのインストール時に,統合トレース機能(HNTRLib2)がインストールされます。

(3) OS環境への設定

インストール時に次の情報をOSに設定します。

servicesファイルに,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録C ポート番号」のポート番号を設定します。

JP1/IM - Managerのアンインストール時に,servicesファイルに設定された,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド」の「付録C ポート番号」のポート番号が削除されます。

(4) バージョンダウンインストールについて

JP1/IM - Managerは,バージョンダウンインストールに対応していません。インストールされている製品をバージョンダウンしたい場合は,製品をアンインストールしてから再インストールしてください。

(5) JP1/IM - Managerの管理する情報について

JP1/IM - Managerは,プログラム情報,設定情報,保守情報などをファイルで管理しているため,次の操作を行わないでください。次の操作を行った場合,JP1/IM- Managerの動作を保証できません。

(6) インストール実行について

一時ディレクトリ(/tmp)に,1MBの空きがあることを確認してからインストールを実行してください。

(7) ウィルス対策ソフトについて

JP1/IM-Managerのインストールを実施した際に,ウィルス対策ソフトがJP1/IM-Managerのインストール先のウィルススキャンを行った場合,インストーラーとウィルス対策ソフトとの競合によりアプリケーションエラーが発生し,インストールに失敗する可能性があります。ウィルス対策ソフトを停止してインストールを実施してください。

(8) サイレントインストールについて

JP1/IM-Managerでは,サイレントインストール機能によるインストール方法が利用できます。

実行コマンド

Linuxの場合:<DVD-R媒体>/RHEL/setup △ -f△-k△P-CC812C-9MCL△<DVD-R媒体のパス>

SUSE Linuxの場合:<DVD-R媒体>/SLES/setup △ -f△-k△P-CC9W2C-9MCL△<DVD-R媒体のパス>

△:1個以上の半角スペース