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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


7.4.5 業務グループの機能一覧

業務グループでできることをまとめた一覧を次の表に示します。

表7‒27 業務グループの機能一覧

機能名

業務グループでできること

IM構成管理

[IM構成管理]画面の[業務グループ]ページを使用して,次に示す項目を設定する。

業務グループの設定
  • 業務グループの登録・編集・削除・一覧表示,および業務グループの基本情報の表示

    業務グループを登録するには,基本情報として業務グループ名の設定が必要である。また,任意でJP1資源グループ名およびコメントの編集ができる。

  • 所属するホストの登録・登録解除・一覧表示

監視グループの設定
  • 監視グループの登録・編集・削除・ツリー表示

    監視グループを登録するには,基本情報として監視グループ名の設定が必要である。なお,監視グループ名はあとから変更できる。また,任意でコメントの編集ができる。

  • 所属するホストの登録・登録解除・一覧表示

コマンドを使用して,業務グループの基本情報をインポート・エクスポートする。

  • インポート:jcfimportコマンドを使用する。

  • エクスポート:jcfexportコマンドを使用する。

業務グループの変更をセントラルコンソールに自動的に通知し,[イベントコンソール]画面に最新の業務グループを反映する。

[IM構成管理]画面の[操作]メニューから[業務グループ]−[セントラルスコープ監視ツリー反映]を選択するか,jcfmkcsdataコマンドを使用して,業務グループで定義したツリー構成をセントラルスコープの監視ツリーに反映する。

業務グループの編集および反映を行うための更新権を取得する。

インテリジェント統合管理基盤

JP1ユーザーが持つ業務グループへの参照・操作権限によって次の項目を制限する。

  • JP1イベントの参照・操作

  • IM管理ノードの参照・操作

セントラルコンソール

JP1ユーザーが持つ業務グループへの参照・操作権限によって次の項目を制限する。

  • JP1イベントの参照・操作

  • アクション結果の参照・操作

  • コマンドの実行先ホスト

ホスト名の代わりに業務グループを指定することで,構成変更のたびにホスト名を変更する手間を省くことができる。

注※ セントラルコンソールで業務グループの参照・操作を制限するには,セントラルコンソールで業務グループの参照・操作制限を有効にする必要があります。詳細については,「4.1.4 業務グループの参照・操作制限の仕組み」を参照してください。