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JP1 Version 12 JP1/Integrated Management 2 - Manager 導入・設計ガイド


6.3 自動アクションの定義

自動アクションの定義は,JP1/IM - Viewの[アクション設定]画面で設定する方法と,自動アクション定義ファイルを作成してjcachangeコマンドで反映する方法があります。

自動アクション定義ファイルには,自動アクション定義ファイルおよび自動アクション定義ファイル(互換用)があります。それぞれのファイルのバージョンによって[アクション設定]画面が異なります。

定義できる内容の詳細の参照先を次に示します。

表6‒2 自動アクションの定義の参照先

バージョン情報(DESC_VERSIONの値)

自動アクション定義ファイルのバージョン

表示される[アクション設定]画面

自動アクション定義ファイルの参照先

[アクション設定]画面の参照先

1

07-11〜07-51の自動アクション定義ファイルのバージョンを示す。

[アクション設定](互換用)画面

マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「自動アクション定義ファイル(actdef.conf)(互換用)」(2. 定義ファイル)

マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」の「3.33.2 [アクション詳細設定]画面(互換用)」

2

08-00〜08-50の自動アクション定義ファイルのバージョンを示す。

3

09-00〜11-10の自動アクション定義ファイルのバージョンを示す。

[アクション設定]画面

マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「自動アクション定義ファイル(actdef.conf)」(2. 定義ファイル)

マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager 画面リファレンス」の「3.32 [アクション設定]画面」

4

11-50以降の自動アクション定義ファイルのバージョンを示す。

[アクション設定]画面(自動アクション定義の有効,無効を指定するチェックボックスが表示される。)

この表以外の値をDESC_VERSIONに指定した場合,自動アクション定義ファイル(バージョン情報が「3」)と仮定して読み込みます。

DESC_VERSIONを省略した場合,自動アクション定義ファイル(互換用)(バージョン情報が「2」)と仮定して読み込みます。

jcamakeaコマンドを実行して自動アクションの定義ファイルの内容をチェックすることをお勧めします。

重要

09-00以降の形式を使用している場合は,バージョン5の自動アクション機能の互換用である,移行用アクション定義ファイル(replaceactdef.conf)を編集して使用することはできません。この場合は,replaceactdef.confをもとにactdef.confを定義し直してください。自動アクション定義ファイルについては,マニュアル「JP1/Integrated Management 2 - Manager コマンド・定義ファイル・APIリファレンス」の「自動アクション定義ファイル(actdef.conf)」(2. 定義ファイル),および「自動アクション環境定義ファイル(action.conf.update)」(2. 定義ファイル)の「ACTIONDEFFILE」を参照してください。

replaceactdef.confactdef.confは併用しないでください。

〈この節の構成〉