5.6.1 スケジュール機能
CPAはスケジュール機能を使用してジョブの実行予定日時を算出し,予定日時にジョブを起動します。予定日時は,実行日,実行時刻,カレンダーから算出します。実行日,実行時刻,カレンダーはスケジュールアイテムとしてそれぞれ実行日アイテム,実行時刻アイテム,カレンダーアイテムで定義することができます。定義したスケジュールアイテムはジョブ登録画面でジョブを登録する際に使用することができます。
- 〈この項の構成〉
-
(1) 実行日アイテム
ジョブを実行する日を定義します。
実行日アイテムは,アイテム作成画面の[実行日]ダイアログボックスで作成します。[実行日]ダイアログボックスの詳細については,「7.2.4 [実行日]ダイアログボックス」を参照してください。
実行日の指定項目について,次の表に示します。
表5‒8 実行日アイテムの指定項目
項番
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種別
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項目
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指定種別
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備考
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1
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開始日設定※1※2
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年月日
曜日※3
運用日※3
休業日※3
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yyyy/mm/dd※4
第X曜日
第Y運用日
第Z休業日
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指定した日付にジョブを実行します。
第X曜日は「毎週」「毎月」「毎年」のサイクル,第Y運用日は「毎運用日」のサイクル,第Z休業日は「毎休業日」のサイクルを用いる場合に指定します。
指定した年と月の最初から数えて何日目に開始するかを指定します。
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2
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実行サイクル
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サイクルなし
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サイクルなし(1日だけ)
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「開始日」に指定した日だけ実行します。
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3
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毎日
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毎日実行
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「開始日」に指定した日から毎日実行します。
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4
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毎運用日
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毎運用日実行
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「開始日」に指定した日から,カレンダーで定義した運用日に実行します。
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5
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毎休業日
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毎休業日実行
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「開始日」に指定した日から,カレンダーで定義した休業日に実行します。
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6
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毎週
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毎週X曜日実行
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「開始日」に指定した日から毎週「月,火,水,木,金,土,日」曜日に実行します。
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7
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毎月
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毎月の特定日,曜日,月末,運用日,休業日実行
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「開始日」に指定した日から毎月実行します。運用日,休業日ごとに実行する場合は,カレンダーで定義したそれぞれの定義に従って毎月実行します。
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8
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毎年
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毎年の特定日,特定曜日,月末からX日前,第Y運用日・休業日
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「開始日」に指定した日から毎年実行します。運用日,休業日ごとに実行する場合は,カレンダーで定義したそれぞれの定義に従って毎年実行します。
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9
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振替え設定
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休業日は実行しない
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休業日は実行しない
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「開始日」と「サイクル」から求まった日が,休業日だった場合は実行しません。
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10
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休業日でも実行する
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休業日でも実行する
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「開始日」と「サイクル」から求まった日が,休業日だった場合でも実行します。
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11
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実行予定日より前の運用日に振替えて実行する
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前に振り替え
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「開始日」と「サイクル」から求まった日が,休業日だった場合は前の運用日に振り替えて実行します。
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12
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実行予定日より後の運用日に振替えて実行する
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次に振り替え
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「開始日」と「サイクル」から求まった日が,休業日だった場合は後の運用日に振り替えて実行します。
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- 注※1
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本項目を指定しない場合は,「登録日」を仮定します。
- 注※2
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開始日を指定した場合,ジョブ登録画面でジョブ登録時,実行日の有効範囲の開始日が自動的に設定されます。この場合,実行日の有効範囲の開始日の設定はジョブ登録画面から変更できません。開始日を指定しなかった場合は,ジョブ登録時,実行日の有効範囲に従って予定日時が算出されます。
- 注※3
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開始日は,存在する日が求まるように指定してください。開始日に存在しない日を指定した実行日アイテムを使用してジョブを登録すると,KNAO4025-EおよびKNAO4019-Eエラーが発生し,実行予定日時が求まらない状態となります。
- 注※4
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言語設定が英語の場合は「mm/dd/yyyy」に変更されます。
言語設定の詳細については,「2.6 言語設定について」を参照してください。
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(2) 実行時刻アイテム
ジョブを実行する時刻を定義します。
実行時刻アイテムは,アイテム作成画面の[実行時刻]ダイアログボックスで作成します。[実行時刻]ダイアログボックスの詳細については,「7.2.5 [実行時刻]ダイアログボックス」を参照してください。
実行時刻アイテムの指定項目について,次の表に示します。
表5‒9 実行時刻アイテムの指定項目
項番
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種別
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項目
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指定種別
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備考
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1
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実行時刻設定
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実行開始時刻
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hh:mm
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指定した時刻で実行します。00:00〜23:59までの範囲で指定します。
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2
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シフト時間
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運用時間帯の開始時刻からhh:mm後に実行開始
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カレンダーに定義した運用時間帯の開始時刻で実行します。
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3
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日またがり時刻
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前日・翌日のhh:mm
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求まった実行日の「前日」または「翌日」の時刻で実行します。
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4
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繰り返し設定
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実行開始から、一定時間ごとに実行する
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hh:mmごと
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「開始時刻」に指定した時刻から,繰り返し実行する間隔を指定します。「運用時間帯」の範囲内で繰り返します。
カレンダーを省略した場合は,実行日当日の00:00〜23:59の範囲を仮定します。
なお,間隔を短くしすぎると,ジョブの終了が次回の間隔の開始時刻に間に合わずに予定がスキップされたり,同時に実行できるアクション数などの制限にかかりやすくなったりするため,運用時に問題とならないように間隔を設定してください。
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(3) カレンダーアイテム
運用日と休業日,運用時間帯を定義します。
カレンダーアイテムは,アイテム作成画面の[カレンダー]ダイアログボックスで作成します。[カレンダー]ダイアログボックスの詳細については,「7.2.3 [カレンダー]ダイアログボックス」を参照してください。
カレンダーアイテムはジョブ登録画面でも定義,編集が可能です。ただし,アイテム作成画面で定義したカレンダーアイテムは,ジョブ登録画面では編集できません。
カレンダーアイテムの指定項目について,次の表に示します。
表5‒10 カレンダーアイテムの指定項目
項番
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種別
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項目
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指定種別
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備考
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1
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運用日と休業日
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週間
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月,火,水,木,金,土,日
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曜日単位で運用日か休業日かを指定します。指定した情報をもとに,実行日の開始日やサイクルを制御することができます。
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2
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特定日
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カレンダー上の指定した日
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特定の日付が運用日か休業日かを指定します。指定した情報をもとに,実行日の開始日やサイクルを制御することができます。
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3
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運用時間帯
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開始時刻
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前日,当日,翌日のhh:mm
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開始可能な実行時刻の範囲を前日,当日,翌日の00:00〜23:59の範囲で指定します。指定した情報をもとに,実行時刻の開始時刻を制御することができます。
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4
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終了時刻
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前日,当日,翌日のhh:mm
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求められる実行時刻の範囲を前日,当日,翌日の00:00〜23:59の範囲で指定します。指定した情報をもとに,実行時刻のサイクルで求められる範囲を制御することができます。
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