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JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


2.6 言語設定について

CPAでサポートしている言語は,日本語および英語です。OSの言語設定を,CPAで使用する言語に合わせてください。

ただし,画面の表示言語は,ジョブ登録画面またはアイテム作成画面の言語設定で,日本語,英語,中国語(簡体字)のどれかに変更することができます。一度変更すると,OSの言語設定を変更しても,ジョブ登録画面またはアイテム作成画面の言語設定に従って表示されます。

上記を踏まえた上で,OSの言語設定に合わせて,ジョブ登録画面またはアイテム作成画面の言語設定を変更してください。

OSの言語設定を変更する場合の移行手順

OSの言語設定を変更すると,ログ情報などが変更後の言語に応じて出力されるため,OSの言語設定を変更する場合は,次に示す移行手順に従って運用してください。

  1. 画面でのファイル保存,およびcpasetprofコマンドで,ジョブの定義情報,アイテムの定義情報,プロフィール情報のバックアップを実施してください。

  2. CPAを,「2.4 アンインストール」の手順に従ってアンインストールしたあと,OSの言語設定を変更し,「2.2 インストール」の手順に従って再度インストールしてください。

  3. 設定を変更した言語環境で,手順1でバックアップした定義情報を元に,ジョブ,アイテムの定義,およびプロフィール情報を作成しなおして,再度登録してください。

    なお,同一の言語種別で文字コードを変更する場合は,OSの文字コード変換機能などを利用して,バックアップした定義情報の文字コードを変換してください。

重要
  • ジョブ登録画面またはアイテム作成画面はOSの言語設定に応じて起動します。そのため,基本的にはOSの言語設定に合わせて,ジョブ登録画面またはアイテム作成画面を使用してください。

    なお,ジョブ登録画面またはアイテム作成画面の言語設定で変更しようとする言語がOSにインストールされていない場合は,正常に動作しません。

  • 複数の言語設定環境でジョブ定義ファイルを共通で使用する場合や,CPA Option for AJS3を使用してAJS3からジョブを運用する場合は,英語(ASCIIコード)で定義を統一してください。

  • OSの言語設定が日本語の場合,ログは日本語で出力されます。OSの言語設定が日本語以外の場合,ログは英語で出力されます。

  • CPA Option for AJS3が提供するカスタムジョブの詳細定義画面は,OSの言語設定に従って起動します。ただし,日本語,中国語(簡体字)以外の言語の場合は英語で表示されます。