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JP1 Version 12 JP1/Client Process Automation 構築・運用ガイド


1.1.5 カスタムアイテム

CPAでは,CPAが提供する標準提供アイテムのほかに,業務の実行に必要な部品をアイテムとして作成できます。

作成したアイテムはカスタムアイテムとして,CPAのアクションフローやジョブの定義に組み合わせることで業務を運用します。

業務を構成する各処理を,複数の業務で利用できるようにしたり,処理で必要なパラメーターを可変にしたりといった部品化を行うことで,より効率的で,保守性の高いシステムの運用が可能になります。また,アクションの終了結果によって異なる後続アクションを実行したり,任意の間隔や特定の曜日・日付にジョブを実行したりといった,アクションフローやスケジュールをお客様の業務に合わせて柔軟に定義した運用も可能になります。

なお,カスタムアイテムを作成する環境をセットアップする場合は「2.3.6 カスタムアイテムを作成する場合」を,カスタムアイテムの設計をする場合は「5. CPAの業務設計」を参照してください。