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JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


7.1 ステートメント一覧

スクリプトを作成するときに使用できる,ステートメントの一覧を表7-1に示します。なお,ステートメントの後ろに続く括弧内の数字は,対象バージョンを表します(括弧がないものは,01-00からサポートしています)。

表7‒1 ステートメント一覧

ステートメント

意味

=

右辺の値を左辺の変数に代入します。

Do...Loop(05-10以降)

指定した条件が真(True)である間,または条件が真(True)になるまで,一連のステートメントを繰り返します。

For...Next

指定した回数だけ,一連のステートメントを繰り返します。

For...End For

指定したフォルダ内のすべてのファイルに対して,一連のステートメントを繰り返します。

If..Then..Else

式の値に基づいて,条件付きの実行をします。

Select Case

条件式の値に従って,複数のステートメントブロックのどれかを実行します。

While...End

指定した条件が真(True)である間,一連のステートメントの実行を繰り返します。

Function

Functionプロシージャの名前,引数を宣言し,Functionプロシージャの始まりを示します。FunctionステートメントとEnd Functionステートメントで囲まれた一連のステートメントをFunctionプロシージャとして定義します。

Sub

Subプロシージャの名前,引数を宣言し,Subプロシージャの始まりを示します。SubステートメントとEnd Subステートメントで囲まれた一連のステートメントをSubプロシージャとして定義します。

Call

Subプロシージャ,およびFunctionプロシージャに制御を渡します。

Exit xx

While...Endループ,For...Nextループ,For...End Forループ,Do...Loopループ,Functionプロシージャ,またはSubプロシージャから抜け出します。

Goto(05-00以降)

指定したラベルに処理を分岐させます。

Continue(05-00以降)

While...Endループ,For...Nextループ,For...End Forループ,Do...Loopループの先頭に戻ります。

On Error(05-00以降)

エラー発生時に,指定したラベルに制御を移すステートメントです。なお,エラーが発生しても指定したラベルに制御を移動しないようにすることもできます。

〈この節の構成〉