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JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


7.1.12 GoTo

機能

指定したラベルに無条件に分岐するステートメントです。

形式
GoTo  LabelName
指定項目
LabelName

分岐先のラベル名を指定します。ラベル名には変数の名前付け規則に準じた名前を指定します。

説明

指定されたラベル先に実行の制御を移し,ラベルの次の行から実行が再開されます。ラベル名にスクリプトレベルまたはプロシージャレベルで同じ名前が複数個指定されている場合,文法エラーになります。

分岐先のラベルは任意の位置に記述できますが,GoToステートメントがプロシージャの内部で指定されている場合,分岐先は同じプロシージャの内部に存在しなければなりません。

分岐先のラベルを次のように指定した場合,実行エラーになります。

  • GoToステートメントをプロシージャの外部で指定し,分岐先のラベルをプロシージャの内部に指定する。

  • GoToステートメントをフロー制御ステートメントの外部で指定し,分岐先のラベルをフロー制御ステートメントの内部に指定する。

If  Exec ("NOTEPAD.EXE" ,True ,"Loging.txt" ) = False Then
  GoTo  ErrorExit   ' ErrorExitへ制御を移す。
End
:
ErrorExit:          ' ここから処理を行う。
:
対象バージョン

JP1/Script 05-00以降