Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Script(Windows(R)用)


3.1.5 簡易入力機能を使ってスクリプトを作成する

スクリプトを記述する際の,コマンドやステートメントの入力作業を,簡易入力機能を使って行います。

この機能を使うことで,コマンドの知識がなくても手軽に間違いなく入力できます。

記述したコマンドやステートメントの内容を,クリップボードを経由して使用しているエディタに貼り付けます。

操作

操作手順は,使用するエディタに専用のエディタが関連づけられている場合と,ほかのエディタが関連づけられている場合とで異なります。

  1. [ファイル]−[新規作成]メニュー,またはスクリプトファイルを選択し[ファイル]−[編集]メニューを選択して,エディタを起動する。

    関連づけられているエディタが起動します(メモ帳が関連づけられている例)。

    [図データ]

  2. マネージャの[ツール]−[簡易入力の起動]メニューを選択するか,Windowsの[スタート]メニューから[プログラム]−[JP1_Script]−[簡易入力]を選択して,簡易入力を起動する。

    [Script 簡易入力]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

    ダイアログの設定方法については「3.3 簡易入力の操作」を参照してください。

  3. [オプション]ボタンをクリックして,[オプション(全般)]ダイアログでスクリプトファイルの作成バージョンを設定する。

    [図データ]

    ダイアログの設定方法については「3.3.3 JP1/Scriptの対象バージョンを指定する」を参照してください。

  4. [編集]タブをクリックして,[オプション(編集)]ダイアログでクリップボードへの出力形式を設定する。

    [図データ]

    ダイアログの設定方法については「3.3.4 1行の最大文字数やインデントの桁数を指定する」を参照してください。

  5. [OK]ボタンをクリックする。

    スクリプトファイルの作成バージョン,およびクリップボードへの出力形式が設定され,[Script簡易入力]ダイアログに戻ります。

    [図データ]

  6. 使用するコマンド,またはステートメントを検索し,選択する。

    該当するコマンド,またはステートメントにフォーカスが移動します。

    [図データ]

  7. [表示]ボタンをクリックするか,コマンド,またはステートメントをダブルクリックする。

    「引数の指定/ステートメントの構文」に,選択したコマンドの引数を入力する項目が表示されます。

    ステートメントの場合は,ステートメントの構文が表示されます。

    [図データ]

  8. コマンドの引数の項目を入力する。

    [図データ]

  9. [クリップボードへ]ボタンをクリックする。

    「引数の指定/ステートメントの構文」の内容がクリップボードに貼り付けられます。

  10. クリップボードからエディタに貼り付ける。

    [図データ]