jpw_log.bat(Windows限定)
形式
jpw_log.bat [-h 論理ホスト名] [-b] [-o 出力先フォルダ名]
機能
JP1/Power Monitorでトラブルが発生したときに資料を採取するためのツールです。JP1/Power Monitorの保守資料,OSのシステム情報,統合トレースログなどを採取します。
クラスタシステムでJP1/Power Monitorを運用している場合は,論理ホストの資料採取も実行します。
このツールは,バッチファイルです。ユーザーによるカスタマイズはできません。
実行権限
Administrators権限
格納先ディレクトリ
JP1PWパス\tools
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムでJP1/Power Monitorを運用している場合,論理ホスト名を指定します。
-b
JP1/Baseの詳細情報を採取しないときに指定します。省略した場合は,JP1/Baseの詳細情報を採取します。出力先のディスク容量が足りない場合は,-bオプションを指定して資料採取ツールを実行してから,JP1/Baseの資料採取ツール(jbs_log.bat)を別途実行してJP1/Baseの詳細情報を採取してください。
-o 出力先フォルダ名
出力先フォルダ名はフルパスで指定してください。パスに空白を含む場合は,「""」で囲んで指定します。
「出力先フォルダ名\jp1powermonitor」フォルダに出力します。出力先フォルダ名を省略した場合は,「%TEMP%\jp1powermonitor」フォルダに出力します。「%TEMP%」に当てはまる情報は,コマンドプロンプトから次のコマンドを実行して確認してください。
echo %TEMP%
注意事項
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論理ホストの資料を採取する場合は,共有ディスクを参照できる状態で資料採取ツールを実行してください。
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採取した資料は,必要に応じて圧縮ツールを使用して圧縮してください。
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資料採取ツールは多重実行しないでください。
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資料採取ツールを実行する場合,コマンドプロンプトを管理者として起動してから実行してください。管理者権限がない状態で資料採取ツールを実行すると,UAC機能による確認ダイアログボックスが何度も表示されます。
戻り値
0 |
コマンドが正常終了しました。 |
8 |
エラーが発生しました。
|
使用例
採取する資料を「C:\temp\pwlog」に出力します。
jpw_log.bat -o C:\temp\pwlog