Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


jpw_killall.cluster(UNIX限定)

〈このページの構成〉

形式

jpw_killall.cluster [論理ホスト名]

機能

クラスタシステムで動作するJP1/Power Monitorを強制的に終了するコマンドです。このコマンドはクラスタソフトに登録して使用します。

このコマンドは,クラスタシステムの系切り替え時にjpw_stop.clusterコマンドを実行してもJP1/Power Monitorが終了しない場合に使用します。正規の方法でJP1/Power Monitorが終了しない場合にだけ使用してください。

このコマンドでは論理ホスト名を,先頭の32バイトで判別します。そのため,論理ホスト名の先頭の32バイトまでが同じホストが複数ある場合,これらのホストをすべて強制終了します。

実行権限

スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

/usr/lib/jp1_aom/

引数

論理ホスト名

JP1/Power Monitorを終了する論理ホスト名を指定します。論理ホスト名は,1〜32バイトの文字列で指定します。論理ホスト名は,複数指定できません。

このオプションを省略した場合は,jpw_def_setコマンドでの設定によって,環境変数JP1_HOSTNAMEの値を仮定します。環境変数JP1_HOSTNAMEが指定されていない場合は,エラーになります。jpw_def_setコマンドでの設定の詳細については,「15. コマンド」の「jpw_def_set」を参照してください。

注意事項

このコマンドでは論理ホスト名を,先頭の32バイトで判別します(33バイト目以降は無視されます)。そのため,論理ホスト名の先頭の32バイトまでが同じホストが複数ある場合,これらのホストをすべて強制終了します。

戻り値

0

正常終了

0以外

異常終了