Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


jpw_def_set

〈このページの構成〉

形式

jpw_def_set { -ey | -en }

機能

クラスタシステムでの論理ホスト名の取得方法を設定します。このコマンドは,論理ホスト指定オプションがあるコマンドの動作に影響を与えます。各コマンドの論理ホスト名指定オプション(通常は-h)を省略したときに,環境変数JP1_HOSTNAMEの値を使用するかどうかを指定します。

JP1/Power Monitorのインストール直後は,環境変数JP1_HOSTNAMEの値を使用しないように設定されています。これは,06-01以前のJP1/Power Monitorの動作と同じです。

実行権限

Windows:Administrators権限

UNIX:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合:
JP1PWパス\bin
UNIXの場合:
/usr/bin/jp1_aom/

引数

-ey

論理ホスト上のJP1/AJS3からJP1/Power Monitorリモート電源連携ジョブを使用して同じ論理ホスト上のJP1/Power Monitorリモート電源連携サービスと連携したい場合に指定します。

また,環境変数JP1_HOSTNAMEに論理ホスト名を設定しておき,論理ホスト指定オプションを省略してコマンドを運用したい場合にも,このオプションを指定します。

このオプションが設定されている場合,論理ホスト指定オプションを省略してコマンドを実行すると,環境変数JP1_HOSTNAMEの値が論理ホスト名として使用されます。環境変数JP1_HOSTNAMEの値が取得できない場合は,物理ホスト上のJP1/Power Monitorリモート電源連携サービスに対する要求と判断され,処理が実行されます。

-en

JP1/Power Monitorが実行系の物理ホストで動作している場合に,JP1/AJS3からJP1/Power Monitorリモート電源連携ジョブを使用して,JP1/Power Monitorリモート電源連携サービスと連携したいときに指定します。

また,論理ホスト指定オプションを省略してコマンドを実行した場合に,物理ホスト上のJP1/Power Monitorリモート電源連携サービスで処理をしたいときにも,このオプションを指定します。

このオプションが設定されている場合,論理ホスト指定オプションを省略してコマンドを実行すると,物理ホストのリモート電源連携サービスに対する要求と判断され,処理が実行されます。

戻り値

0

コマンドが正常終了しました。

1

システムエラーが発生しました。

11

パラメーターエラーです。

19

実行権限がありません。