Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


12.4.4 [電源オフの詳細設定]ダイアログボックス

エージェントホストを計画終了,強制終了,または強制電源オフしたあとの処理を設定する[電源オフの詳細設定]ダイアログボックスについて説明します。[電源オフの詳細設定]ダイアログボックスを次の図に示します。

図12‒15 [電源オフの詳細設定]ダイアログボックス

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 表示方法

[電源オフの詳細設定]ダイアログボックスを表示するには,[マネージャー−リモート電源連携]ウィンドウでエージェントホストを選択し,[操作]−[計画終了],[操作]−[強制終了],または[操作]−[強制停止]を選択します。または,[マネージャー−リモート電源連携]ウィンドウでマネージャーホストを選択し,[操作]−[強制終了]を選択します。

(2) 設定項目

設定項目について次に説明します。

[再起動]

選択したエージェントホストを終了したあと,再起動させる場合に選択します。

電源制御装置の種類によって,強制再起動できない場合があります。強制再起動できない機種で再起動したい場合,ホストを強制電源オフしたあと,電源オンするようにしてください。

[電源オフ]

選択したエージェントホストを終了したあと,電源をオフにする場合に選択します。

[次回電源投入時刻]

[電源オフ]を選択した場合に,次にホストの電源をオンにする時刻を設定します。ただし,[強制停止]を選択した場合は,時刻を設定できません。

[設定しない]

ホストの電源をオンにする時刻を設定しないまま,エージェントホストを終了する場合に選択します。

[エージェントの設定に依存]

選択したエージェントホストに設定されているスケジュールの時刻に電源オンにしたい場合に選択します。

[次回電源投入時刻の変更]

選択したエージェントホストに設定されているスケジュールの時刻ではないときに電源をオンにしたい場合に,この項目を選択し,時刻を設定します。

この設定をしている日から,11か月後の月の最終日までの間で日時を設定できます。例えば,2002年8月28日の午前11時に設定作業をしている場合,2003年7月31日の午後11時59分までの日時を設定できます。

なお,この時刻は,マネージャーホストが設置されている国のタイムゾーンでの時刻です。例えば,時差が9時間ある日本とロンドンで,日本にマネージャーホスト,ロンドンにエージェントホストが設置されている場合,エージェントホストの次回電源投入時刻を午後7時に設定すると,ロンドンのエージェントホストはロンドン時間の午前10時(日本時間の午後7時)に電源がオンになります。