Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


12.3.2 [年間カレンダー設定]ダイアログボックス

ホストを起動・終了する日付を年ごとのカレンダーで設定する[年間カレンダー設定]ダイアログボックスについて説明します。ここで選択した日付に対し,[時刻設定]ダイアログボックスでホストを起動・終了する時刻を設定します。選択した日付を運休日として設定できます。また,運転スケジュール定義ファイルをインポートしたり,エクスポートしたりできます。[年間カレンダー設定]ダイアログボックスを次の図に示します。

[年間カレンダー設定]ダイアログボックスでは,曜日単位でスケジュールを設定できません。

図12‒7 [年間カレンダー設定]ダイアログボックス

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 表示方法

[年間カレンダー設定]ダイアログボックスを表示する手順を次に示します。

  1. Windowsの[スタート]メニューから,[プログラム]−[JP1_Power Monitor]−[カレンダー設定]を選択する。

    [カレンダー設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [カレンダー設定]ダイアログボックスの[年間カレンダー]ボタンをクリックする。

    [年間カレンダー設定]ダイアログボックスが表示されます。

    ただし,ディスプレイの解像度が1,024×768(単位:ピクセル)未満の場合,[年間カレンダー設定]ダイアログボックスは,表示されません。

(2) 設定項目およびボタン

設定項目およびボタンについて次に説明します。

日付

カレンダーの日付は,次の色で表示されます。

  • 何も設定されていない日を表します。

  • ホストを起動・終了する時刻が設定されている日を表します。

  • 運休日として設定されている日を表します。

日付をダブルクリックすると,[時刻設定]ダイアログボックスが表示され,選択した日付にホストを起動・終了する時刻が設定できます。

また,日付を選択し,右クリックして[運休日に追加]を選択すると,日付が赤くなり,運休日として設定できます。

[時刻設定]ボタン

カレンダーから日付を選択して[時刻設定]ボタンをクリックすると,[時刻設定]ダイアログボックスが表示され,選択した日付にホストを起動・終了する時刻が設定できます。

[運休日設定]ボタン

このボタンをクリックすると,[運休日設定]ダイアログボックスが表示され,運休日が設定できます。

[インポート]ボタン

このボタンをクリックすると,[ファイルのインポート]ダイアログボックスが表示されます。そのダイアログボックスで運転スケジュール定義ファイル名を入力し,[OK]ボタンをクリックすると,運転スケジュール定義ファイルをインポートできます。

[エクスポート]ボタン

このボタンをクリックすると,[ファイルへのエクスポート]ダイアログボックスが表示されます。そのダイアログボックスでエクスポート先ファイル名を入力し,[OK]ボタンをクリックすると,運転スケジュール定義ファイルをエクスポートできます。設定したエクスポート先ファイルがすでにある場合,ファイルの上書きを確認するために,[カレンダーのエクスポート]メッセージボックスが表示されます。[カレンダーのエクスポート]メッセージボックスのボタンについて,次に説明します。

[はい]ボタン

エクスポート先ファイルを上書きする場合にクリックします。クリックすると,すでにあるエクスポート先ファイルに運転スケジュール定義ファイルを上書きします。

[いいえ]ボタン

エクスポート先ファイルを上書きしない場合にクリックします。再度,エクスポート先ファイル名を設定してください。

(3) 注意事項

Windowsホストの計画終了中または強制終了中に,運転スケジュール定義ファイルをインポートまたはエクスポートしないでください。