Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


10.3.1 ファイルを退避する

UNIXホストでは,JP1/Power Monitorでホストを起動・終了するための情報を設定した定義ファイルをtar形式のファイルに退避できます。

退避したファイルの名称は,フルパス名からルートディレクトリ(/)が除去されたものになります。ファイルの回復先には,任意のディレクトリを指定できます。退避先にテープデバイスなどを指定すれば,直接DATなどへバックアップすることもできます。

UNIXホストでは,次のファイルが退避されます。

〈この項の構成〉

(1) ファイルの退避方法

ファイルを退避するには,jaombkdefコマンドを実行します。jaombkdefコマンドを実行する前に,JP1/Power Monitorデーモンが停止しているか確認してください。jaombkdefコマンドについては,「15. コマンド」の「jaombkdef(UNIX限定)」を参照してください。

(2) 退避したファイルの内容の確認

退避したファイルの内容を確認するには,tarコマンドを実行します。tarコマンドの使用例を次に示します。

# tar tvf 退避ファイル名

(3) ファイルを退避するときの注意事項

ファイルを退避するときの注意事項を次に示します。