Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Power Monitor


10.1.4 Windowsホストのスケジュール情報をUNIXホストで利用する

Windowsホストの運転スケジュール定義ファイルは,UNIXホストのスケジュール情報として使うことができます。

次の図のように,WindowsホストでJP1/Power Monitorカレンダーをエクスポートして生成した運転スケジュール定義ファイルをUNIXホストで使うことで,UNIXホストでは,Windowsホストと同じスケジュールが設定できます。また,Windowsホストの運転スケジュール定義ファイルのテキストを修正して,UNIXホスト独自のスケジュール設定もできます。

[図データ]

重要
  • Windowsホストの運転スケジュール定義ファイルをUNIXホストにFTPコマンドで転送する場合は,転送モードにアスキーモードを指定してください。

  • Windowsホストの運転スケジュール定義ファイルをUNIXホストで利用する場合は,改行コードをUNIX用に変換してください。なお,運転スケジュール定義ファイルを,FTPコマンドを使用してアスキーモードで転送した場合は,改行コードの変換は不要です。

Windowsホストの運転スケジュール定義ファイルのエクスポートについては,「8.1.4 スケジュール情報をエクスポートする」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) Windowsホストの運転スケジュール定義ファイルの機能差異

次の機能は,Windowsホストのカレンダー機能にはありません。

UNIXホストとWindowsホストで,運転スケジュール定義ファイルを共用する場合,「(+n)」指定および翌日の時刻設定とみなす時刻指定は誤りやすいので,実際に動作させたい日に時刻を設定してください。

Windowsホストの運転スケジュール定義ファイルとの互換性については,「14.3.1(5) Windowsホストでエクスポートした運転スケジュール定義ファイルを利用するときの互換性」を参照してください。