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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 連携ガイド


2.5 メールフィルターアプリケーションの仕様

UNIX版のJP1/AJS3メールシステム連携機能では,RFC822形式のメールだけをサポートしています。ただし,メールフィルターアプリケーションを別途用意することによって,JP1/AJS3で次のメールを扱えます。

メールフィルターアプリケーションは,これらのメールを,受信したホストで扱える文字コード体系(JP1/AJS3が動作している言語環境)に変換します。

メールフィルターアプリケーションでメールを変換する処理の概要を次の図に示します。

図2‒14 メールフィルターアプリケーションによるメール変換処理の概要

[図データ]

メールフィルターアプリケーションで変換されたメールは,メールシステム連携のメール受信でだけ使われます。受信したメールを保存する場合には,メールフィルターアプリケーションで変換する前の状態のメールが使われます。

メールフィルターアプリケーションは,セットアップ時に作成してください。

ここでは,メールフィルターアプリケーションの仕様について説明します。ここで説明する入出力およびリターン値の形式に従っていれば,自由にメールフィルターアプリケーションを作成してかまいません。

〈この節の構成〉