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JP1 Version 12 JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス


1.5.5 実行エージェントの運用に使用するコマンド

実行エージェントの運用に使用するコマンドを次の表に示します。

表1‒12 実行エージェントの運用に使用するコマンドの一覧

機能

コマンド名

Windows

UNIX

必要な実行権限

提供している製品

実行エージェントを追加する。

ajsagtadd

JP1_JPQ_Admin

M

実行エージェントを削除する。

ajsagtdel

JP1_JPQ_Admin

M

実行エージェントのジョブ実行状態などの情報を標準出力に出力する。

ajsagtshow

JP1_JPQ_Admin

JP1_JPQ_Operator

JP1_JPQ_User

または,

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M

実行エージェントの設定またはジョブの受付配信制限の状態を変更する。

ajsagtalt

JP1_JPQ_Admin

JP1_JPQ_Operator

M

実行エージェントの通信状態確認の開始,終了および実行エージェントの状態を標準出力に出力する。

ajsagtcheck

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M

実行エージェントの定義情報をCSV形式で標準出力ファイルに出力する。

ajsagtprint

JP1_JPQ_Admin

JP1_JPQ_Operator

JP1_JPQ_User

または,

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M

実行エージェントで実行中のイベントジョブの一覧を標準出力ファイルに出力する。

jpoagtjobshow

Windows:

Administrators

UNIX:

スーパーユーザー

M,A

一斉配信エージェントまたは一斉配信先の宛先エージェントとして設定されているかどうかなどの情報を標準出力に出力する。

ajsfxbcstatus

なし

M,A

(凡例)

○:提供している。

M:JP1/AJS3 - Manager

A:JP1/AJS3 - Agent

Windowsのホストで,Administrators権限が必要なコマンドを実行する場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。ただし,UAC機能が無効の場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。