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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


8.1.1 サービステンプレートを検証する流れ

サービステンプレートを作成または編集したら,サービステンプレートをビルドおよびデバッグして,フローの遷移や部品の処理の問題点を摘出します。問題点が摘出された場合,サービステンプレートまたは部品を編集し,再度ビルドおよびデバッグします。すべての問題点が解消されたら,開発環境でサービスを実行して,運用テストをします。

サービステンプレートを検証する流れを次の図に示します。

図8‒1 サービステンプレートを検証する流れ

[図データ]

ビルド

  1. サービステンプレートを作成または編集したら,サービステンプレートをビルドして,動作を確認できる状態にします。

デバッグ

  1. ビルドに成功したら,サービステンプレートをデバッグして,フローや部品の問題点を摘出します。デバッグ実行すると,デバッグサービスおよびデバッグタスクが生成されます。

  2. デバッグタスクの実行結果を確認して,問題点が摘出されたら,サービステンプレートを修正し,再度ビルドおよびデバッグします。

    すべての問題点が解消されるまで,サービステンプレートの修正,ビルド,およびデバッグを繰り返します。

運用テスト

  1. すべての問題点が解消されたら,開発環境でサービスを作成・実行して,運用テストを行います。

    タスクの実行結果を確認して,問題点が摘出されたら,サービステンプレートまたは部品の修正からやり直します。

問題がなければサービステンプレートをリリースします。

なお,デバッグおよび運用テストは必要に応じて実施してください。

サービステンプレートをビルドする場合の関連トピック

サービステンプレートをデバッグする場合の関連トピック

サービステンプレートの運用をテストする場合の関連トピック