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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


6.4.3 コマンドを設定する手順

操作対象ホストのOS(Windows,AIX,HP-UX,LinuxまたはSolaris)に応じて,実行するコマンドを設定します。複数のOSに対応した部品を作成する場合は,OSごとに設定します。

コマンドに設定できるのは,操作対象の機器にあり,その機器で実行できるスクリプトまたはコマンドです。

なお,部品として実行するコマンドの戻り値に使用できる値は,0~63の範囲です。

部品の標準出力および標準エラー出力が,100KB未満となるように部品およびサービステンプレートを設計する必要があります。部品の標準出力および標準エラー出力が100KBを超えると,その時点でコマンドが強制終了され,部品はエラーで終了します。このときのコマンドの実行結果は保証されません。

重要

ユーザーに入力を求める対話式コマンドおよびスクリプト,GUI表示などにより自動的に終了しないコマンドは実行できません。

コマンドを設定するには:

  1. [部品作成]ダイアログボックスまたは[部品編集]ダイアログボックスの[リモートコマンド]タブをクリックします。

  2. [プラットフォーム][実行モード][コマンド]を選択します。

  3. [コマンドライン]を指定し,[保存]ボタンをクリックします。

    図6‒10 [プラットフォーム](実行モードで[コマンド]を選択した場合)

    [図データ]