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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


6.4.2 プラットフォームに設定する項目について

[プラットフォーム]では,リモートコマンドが実行されるOS を[プラットフォームを追加]プルダウンメニューから選択します。

[定義情報の取り込み]プルダウンメニューでほかのOSを選択すると,選択したOSを対象としたリモートコマンドの定義情報が取り込まれます。選択できるOSは次のとおりです。

なお,添付ファイルは取り込まれないため,定義情報の取り込み後に,指定したOSの添付ファイルをアップロードする必要があります。

選択したOSのタブで設定できる項目を次の表に示します。

表6‒13 選択したOSのタブでの設定項目

項目

説明

[実行モード]

リモートコマンドの実行モードを選択します。

  • [スクリプト]

    ユーザーが作成したスクリプトを設定したい場合に選択してください。

  • [コマンド]

    操作対象の機器に格納されているコマンドを設定したい場合に選択してください。

[コマンドライン]

実行するコマンドラインを入力します。[入力プロパティ挿入]ボタンをクリックすると,その部品に定義されているすべての入力プロパティが表示されます。コマンドラインに挿入するプロパティを選択して[OK]ボタンをクリックすると「△"?dna_プロパティキー?" 」(△は半角スペース)の形式で入力されます。プロパティキー横のチェックボックスで複数のプロパティを選択できます。

[スクリプト設定]

[実行モード]ラジオボタンで[スクリプト]を選択した場合に,スクリプトの設定方法を選択します。

  • [添付]

    スクリプトを添付する場合に設定します。

  • [直接入力]

    スクリプトを直接入力する場合に選択します。

[ファイル]

[スクリプト設定]ラジオボタンで[添付]を選択した場合に,添付されたファイルの名称が表示されます。[選択]ボタンをクリックすると,添付するスクリプトファイルを選択するダイアログボックスが表示されます。

[ファイル名]

[スクリプト設定]ラジオボタンで[直接入力]を選択した場合に,[スクリプト]テキストボックスに入力したスクリプトのファイル名を入力します。[スクリプト]テキストボックスに入力したスクリプトは,この項目で設定したファイル名でアップロードされます。

[スクリプト]

[スクリプト設定]ラジオボタンで[直接入力]を選択した場合に,操作対象の機器で実行したいスクリプトを入力します。

[出力プロパティのマッピング定義一覧]

出力プロパティのマッピング定義一覧が表示されます。コマンドまたはスクリプトの標準出力および標準エラー出力の一部を出力プロパティに格納したい場合,格納したいプロパティの行の鉛筆アイコンをクリックすると,出力フィルタを編集できます。

[詳細設定]

[実行ディレクトリ]

設定したコマンドやスクリプトを実行する対象の機器のディレクトリを入力します。

[環境変数]

コマンドまたはスクリプト実行時に必要な環境変数の一覧が表示されます。環境変数は,追加,編集または削除できます。