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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


6.4.12 標準出力および標準エラー出力を出力プロパティにマッピングする手順

コマンドまたはスクリプトの標準出力および標準エラー出力を出力プロパティにマッピングします。

デフォルトでは,出力プロパティのマッピング定義一覧に表示されるプロパティの出力フィルタは空欄です。そのため,コマンドまたはスクリプトの標準出力および標準エラー出力が,すべて出力プロパティに格納される設定になっています。標準出力および標準エラー出力の値を切り出して出力プロパティにマッピングしたい場合は,[出力フィルタ編集]ダイアログボックスで正規表現を設定します。

標準出力および標準エラー出力を出力プロパティにマッピングするには:

  1. [部品作成]ダイアログボックスまたは[部品編集]ダイアログボックスの[リモートコマンド]タブをクリックします。

  2. 出力プロパティのマッピング定義一覧でプロパティを選択し,鉛筆アイコンをクリックします。

    出力プロパティのマッピング定義一覧に表示される出力プロパティは,部品プロパティの設定時に登録した出力プロパティだけです。

  3. [出力フィルタ編集]ダイアログボックスの出力フィルタを,PCREに従った正規表現で入力し,[OK]ボタンをクリックします。

    図6‒13 [出力フィルタ編集]ダイアログボックス

    [図データ]

    ヒント

    出力フィルタのテキストボックスに直接入力して編集することもできます。

  4. 設定した出力フィルタを検証したい場合は,[出力フィルタのテスト][テストデータ]のテキストボックスにテスト用の標準出力および標準エラー出力を入力すると,[出力フィルタの実行結果]に実行結果が表示されます。

操作結果

出力フィルタで切り出された値が[出力プロパティの値]に表示されます。