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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


6.4.11 部品の標準出力について

[コマンドライン]テキストボックスに指定したコマンドまたはスクリプトの,標準出力および標準エラー出力がそのまま部品の標準出力となります。

ただし,部品の標準出力は100KB未満になるように,部品およびサービステンプレートを設計する必要があります。部品の標準出力が100KBを超えると,その時点でコマンドが強制終了され,部品はエラー終了となります。このときのコマンドの実行結果は保証されません。

なお,指定したサイズにはJP1/AOが使用する容量も含まれます。そのため,実際の標準出力および標準エラー出力より余裕を持たせて,部品の標準出力の量を見積もっておく必要があります。

部品の標準出力のサイズ(操作対象機器のOSがUNIXの場合)

改行コード(LF)の数×バイト

操作対象機器のOSがUNIXの場合,標準出力および標準エラー出力の中の改行文字「CR(0x0d)」が「LF(0x0a)」に変わります。また,標準出力および標準エラー出力の最後の文字が改行文字(CR/LF/CR+LF)以外のときに,標準出力および標準エラー出力の末尾に「LF(0x0a)」が付加されます。