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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


6.4.8 コマンドまたはスクリプトの戻り値をフローの分岐条件に使用する手順(戻り値が0~63の範囲外の場合)

部品として実行するコマンドまたはスクリプトが,0~63の範囲外の戻り値を返す場合に,その戻り値をフローの分岐条件に使用したいときは,次の手順を実施してください。

コマンドまたはスクリプトの戻り値をフローの分岐条件に使用するには:

  1. 部品の作成または編集時に,[プラットフォーム][実行モード][スクリプト]を指定します。

  2. 実行するコマンドの戻り値を標準出力として出力するように,スクリプトを作成します。

  3. [出力フィルタ編集]ダイアログボックスで,標準出力から,コマンドまたはスクリプトの戻り値を部品の出力プロパティに設定するように指定します。

  4. 出力プロパティマッピングで,手順3の部品の出力プロパティの値をサービスプロパティ(変数)に代入するように設定します。

  5. 基本部品の値判定分岐部品を使用して,手順4のサービスプロパティ(変数)を判定するように設定します。

操作結果

戻り値がフローの分岐条件として設定されます。