Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


6.4.9 コンテンツ部品の戻り値について

コンテンツ部品の戻り値を次に示します。

表6‒15 コンテンツ部品の戻り値

部品の戻り値

説明

0~63

戻り値の意味は,コンテンツ部品ごとに異なる。

64

コンテンツ部品で実行したコマンドが,戻り値0~63以外で終了した。

65

JP1/AOサーバとの接続に失敗した。例えば,部品実行中にJP1/AOサーバが停止された場合が該当する。

66

次のユーザーがJP1ユーザーにマッピングされている。

  • Administratorsグループに所属しないユーザー

  • Administratorsグループに所属するビルトインAdministrator以外で,UACが有効であるユーザー

68

対象のジョブ実行IDに関する情報がない。

70

リモートホストへの接続に失敗した。

71

次のどれかの理由に該当した。

  • コマンド実行の呼び出しに失敗した。

  • 実行ディレクトリへの移動に失敗した。

  • 環境変数の設定に失敗した。

72

次のどれかの理由に該当した。

  • コマンド実行の状態取得に失敗した。

  • 標準出力および標準エラー出力の合計が100KBを超えた。

73

転送に失敗した。

74

ファイル削除に失敗した。

76

接続がタイムアウトした。

77

リモートホストのホスト名の名前解決に失敗した。

78

次のどれかの理由で,リモートホストとの認証に失敗した。

  • パスワード認証に失敗した。

  • 操作対象の機器に公開鍵認証機能が設定されていない。

  • 公開鍵認証で,秘密鍵とパスフレーズが一致していない。

  • 公開鍵認証で,秘密鍵と操作対象の機器に登録されている公開鍵が対になっていない。

  • 公開鍵認証で,不正な秘密鍵が使用されている。

  • キーボードインタラクティブ認証に失敗した。

80

タスクの実行を停止した。

81

部品が不正な状態で呼び出された。

83

JP1/AOサーバの環境が壊れている。

84

指定された部品の情報が取得できない。

86

指定したプロパティ値に誤りがある。

127

そのほかのエラーが発生した。

注※

[Service Builder Home]画面で作成した部品の場合,実行するコマンドまたはスクリプトの戻り値と同じです。JP1/AOが提供しているコンテンツ部品の場合,戻り値の意味はマニュアルJP1/AO サービステンプレートリファレンスの各コンテンツ部品のトピックを参照してください。