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JP1 Version 12 IT 運用自動化 基本ガイド


3.5.4 編集が完了したサービステンプレートをパッケージングする(リリース)

サービステンプレートの編集が完了したら,リリースします。リリースすると,サービステンプレートのパッケージが作成され,JP1/AOサーバにインポートされます。サービステンプレートの開発環境と本番環境が同じ場合は,サービスを作成できる状態になります。

前提条件

注意
  • サービステンプレートを一度リリースすると,再編集できなくなります。リリースしたサービステンプレートは,複製またはサービステンプレートを更新することで編集できるようになります。

  • サービステンプレートデバッグエリアからリリースする場合,サービステンプレートは,デバッグを実行したユーザーが最後にビルドしたときの内容でリリースされます。そのため,デバッグを実行したユーザーが最後にビルドしたあとで,ほかのユーザーが同一のサービステンプレートを編集し,ビルドしていても,その編集内容は反映されません。

操作手順

  1. [Service Builder Edit]画面で[リリース]ボタンをクリックします。

    [図データ]
  2. リリースの結果を確認して[閉じる]ボタンをクリックします。

    なお,ビルド時にエラーが発生した場合は,エラー原因とフローの修正を促すメッセージが通知され,[Service Builder Edit]画面の右上に[エラー]ボタンが表示されます。メッセージを閉じたあとも,[エラー]ボタンをクリックすればメッセージを参照できます。このボタンは,[Service Builder Edit]画面を閉じるまで表示されます。

    対象のサービステンプレートがほかのユーザーによって,すでにリリースされていた場合や削除されていた場合はエラーとなり,ビルドに失敗します。