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JP1 Version 11 JP1/Data Highway - Automatic Job Executor


3.3.3 JP1/DH - AJEの使用言語を変更する

JP1/DH - AJEの使用言語を変更したい場合,次の手順で変更する必要があります。

〈この項の構成〉

(1) JP1/DH - AJE(ジョブ定義プログラム)の場合

  1. ジョブ定義プログラム環境設定ファイルのMessageLanguageを変更します。詳細は「3.3.1 JP1/DH - AJE(ジョブ定義プログラム)の設定を変更する」を参照してください。

(2) JP1/DH - AJE(ジョブ実行プログラム)の場合

  1. ジョブ実行プログラム環境設定ファイルのMessageLanguageを変更します。詳細は「3.3.2 JP1/DH - AJE(ジョブ実行プログラム)の設定を変更する」を参照してください。

  2. データ送受信コマンド環境設定ファイル(Const.properties)を変更します。

    データ送受信コマンド環境設定ファイルの詳細を次に示します。

    1. ファイルパス

    Windowsの場合:

    <ジョブ実行プログラムインストールフォルダ>\bin\DWClient\Const.properties

    Linuxの場合:

    /opt/jp1dh/aje/ajee/bin/DWClient/Const.properties

    2. 環境設定ファイルの構成内容

    DEF_MESSAGE_LOCALE=

    .

    .

    .

    3. 定義項目詳細
    表3‒6 データ送受信コマンド環境設定ファイルの定義項目

    タグ名

    定義項目

    デフォルト値

    DEF_MESSAGE_LOCALE

    データ送受信コマンドが使用する言語を指定します。

    DEF_MESSAGE_LOCALEは,次のように指定します。

    • 指定無し

      日本語が使用されます。

    • jp(大文字小文字の区別無し)

      日本語が使用されます。

    • en(大文字小文字の区別無し)

      英語が使用されます。

    その他

    非公開の項目です。

    非公開

注※

Windowsの場合,データ送受信コマンドが使用する言語のデフォルト値は,インストール時のOSのシステムロケールによって決まります。

  • システムロケールが日本語の場合:jp

  • システムロケールが英語の場合:en

Linuxの場合,データ送受信コマンドが使用する言語のデフォルト値は,jp(日本語)で設定されます。

注意
  • JP1/DH - AJEの使用言語を変更する場合,前提製品であるJP1/AJS3の「システムの言語環境」と一致させてください。一致していない場合,コマンドの実行結果が文字化けしたり,コマンドの実行に失敗することがあります。

  • ジョブ定義プログラムとジョブ実行プログラムの使用言語が異なる場合,ASCII以外の文字を使用すると,コマンドの実行結果が文字化けしたり,コマンドの実行に失敗したりすることがあります。

  • JP1/DH - AJEを日本語で表示する場合,次の設定が必要です。設定しない場合,ログファイルに出力されるマルチバイト文字が文字化けします。

    ・地域と言語の設定で「表示と形式」または「形式」を「日本語(日本)」に設定する

    ・地域と言語の設定で,「Unicode対応でないプログラムの言語」を「日本語(日本)」に設定する

  • Windowsの「システムメニュー」および「OSが出力するエラー詳細メッセージ」は,OSのシステムロケールに設定された言語で表示されます。