3.3.1 JP1/DH - AJE(ジョブ定義プログラム)の設定を変更する
JP1/DH - AJE(ジョブ定義プログラム)の設定変更方法を次に示します。
JP1/DH - AJE(ジョブ定義プログラム)では,稼働ログファイルの出力にかかわる設定を環境設定ファイル(config.xml)で変更できます。変更できる項目は,「出力フォルダ,出力レベル,ファイルサイズ,世代保持数」です。デフォルト値を用いてJP1/AJE(ジョブ定義プログラム)を実行する場合,config.xmlを変更する必要はありません。
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- 〈この項の構成〉
(1) ジョブ定義プログラム環境設定ファイル
環境設定ファイルの詳細を次に示します。
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ファイルパス
<インストールフォルダ>\settings\config.xml
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環境設定ファイルの構成内容
環境設定ファイルの構成内容を次に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <config> <MessageLanguage>jp</MessageLanguage> <LogOutDir>C:\ProgramData\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1DH\AJE\AJED\log</LogOutDir> <InfoLogLevel>info</InfoLogLevel> <InfoLogSize>5</InfoLogSize> <InfoLogBackCount>3</InfoLogBackCount> </config>
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定義項目詳細
環境設定ファイルのタグ名,定義項目およびデフォルト値について,次の表に示します。
表3‒3 ジョブ定義プログラム環境設定ファイルの定義項目 タグ名
定義項目
デフォルト値
MessageLanguage
ジョブ定義プログラムが使用する言語を指定します。
MessageLanguageは,次のように指定します。
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指定無し
日本語が使用されます。
-
jp(大文字小文字の区別無し)
日本語が使用されます。
-
en(大文字小文字の区別無し)
英語が使用されます。
※
LogOutDir
指定できるログ出力先フォルダ名の長さは,使用するOSに依存します。(フォルダ名+ログファイル名)の長さが,OSが作成できるファイル名の長さを超えないようなフォルダ名を指定してください。
LogOutDirに次の値を指定した場合,DHカスタムジョブ定義画面が表示されません。
-
存在しないフォルダ
-
DHカスタムジョブ定義画面を使用するOSユーザが読み書きできないフォルダ
指定したログ出力先フォルダは,プログラム実行前に作成し,DHカスタムジョブ定義プログラムを実行するOSユーザが読み書き可能となるよう,設定してください。
%ALLUsersProfile%\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1DH\AJE\AJED\log
(%AllUsersProfile%は,Windowsの環境変数(全OSユーザ共通のデータ保存フォルダ)を示します。)
InfoLogLevel
-
error
エラーレベルだけ出力します。
-
warn
エラーレベルおよび警告レベルを出力します。
-
info
エラーレベル,警告レベルおよび情報レベルを出力します。
InfoLogLevelに,error,warnまたはinfo以外の値を指定した場合,DHカスタムジョブ定義画面が表示されません。
info
InfoLogSize
稼働ログの最大サイズを設定します。
最大サイズの指定は,数値で設定します。
最小値は5(MB),最大値は16(MB)です。
InfoLogSizeに,範囲外の数値または数値以外の値を指定した場合,DHカスタムジョブ定義画面が表示されません。
5
InfoLogBackCount
稼働ログのバックアップファイルの数を設定します。
バックアップファイルの数の数値を指定します。
最小値は3,最大値は64です。
InfoLogBackCountに,範囲外の数値または数値以外の値を指定した場合,DHカスタムジョブ定義画面が表示されません。
稼働ログファイル名は,次のとおりです。
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dhajed_information[x].log([x]は数値)
3
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- 注※
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ジョブ定義プログラムが使用する言語のデフォルト値は,インストール時のOSのシステムロケールによって決まります。
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システムロケールが日本語の場合:jp
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システムロケールが英語の場合:en
ジョブ定義プログラムで使用する言語を変更したい場合,「3.3.3 JP1/DH - AJEの使用言語を変更する」を参照してください。
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