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JP1 Version 11 JP1/Advanced Shell 


7.3.7 CHILDJOB_SHEBANGパラメーター(子孫ジョブとして実行するジョブ定義スクリプトファイルの実行プログラムパスを定義する)

形式

#-adsh_conf CHILDJOB_SHEBANG パス名

機能

子孫ジョブとして実行するジョブ定義スクリプトファイルに指定された,「#!」に続く実行プログラムパスを定義します。「#!」の直後から行末までをパス名の比較対象とします。

ジョブ定義スクリプト中にほかのジョブ定義スクリプトファイルをコマンド名として指定した場合,このパラメーターで指定したパス名がジョブ定義スクリプトのファイルの1行目に「#!+パス名」と記述されていれば,KNAX6831-Iメッセージをジョブ実行ログに出力し,ジョブ定義スクリプトファイルを子孫ジョブとして実行します。KNAX6831-Iメッセージは,JOBLOG_SUPPRESS_MSGパラメーターでジョブ実行ログへの出力を抑止できます。

なお,CHILDJOB_SHEBANGパラメーターには,次の2つがデフォルトで定義されています。

デフォルト定義

子孫ジョブ起動時の出力モード

/opt/jp1as/bin/adshexec

OUTPUT_MODE_CHILDパラメーターの指定に従って動作します。

/opt/jp1as/bin/adshexec -mMINIMUM

最小出力モードで動作します。

CHILDJOB_SHEBANGパラメーターのデフォルト定義については,「(b) パラメーターのデフォルト定義で子孫ジョブを実行する方法」を参照してください。

オペランド

パス名 〜<任意文字列>((1〜1,023バイト))

子孫ジョブとして実行するジョブ定義スクリプトファイルに指定した「#!」で開始する実行プログラムパスを定義します。

注意事項

使用例

先頭に特定の記述があるジョブ定義スクリプトファイルを子孫ジョブとして実行する例を次に示します。