3.1.1 ジョブネットを定義して実行する
JP1/AJSでジョブの実行を自動化する場合,登録したカスタムジョブ,PCジョブ(Windowsの場合),またはUNIXジョブ(UNIXの場合)をJP1/AJS - Viewでジョブネットに定義し,ジョブネットを実行します。JP1/AJS - Viewの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド」のジョブ定義の説明を参照してください。
JP1/AJS3 - Viewでのジョブネットを定義して実行する手順を次に示します。
Windowsの[スタート]メニューから,[すべてのプログラム]−[JP1_Automatic Job Management System 3 - View]−[ジョブシステム運用]を選択する。
[ログイン]画面が表示されます。
ユーザー名,パスワード,および接続ホスト名を指定してログインする。
[JP1/AJS3 - View]ウィンドウが表示されます。
[編集]−[新規作成]−[ジョブネット]を選択する。
[詳細定義]−[ジョブネット]ダイアログボックスが表示されます。
ジョブネットに属性などを定義して,[OK]ボタンをクリックする。
運用環境に応じて,[実行エージェント]に適切な内容を指定してください。省略することもできます。JP1/AJSの項目については,JP1/AJSのマニュアルを参照してください。
これによってジョブネットが作成され,リストエリアに表示されます。
作成したジョブネットをダブルクリックする。
[ジョブネットエディタ]ウィンドウが表示されます。
ジョブを定義したり関連づけたりするときにほかのユーザーがアクセスできないように,[排他編集]をチェックする。
アイコンリストから必要なカスタムジョブ,PCジョブ,またはUNIXジョブのアイコンをマップエリアへドラッグする。
[詳細定義-[Custom Job]]ダイアログボックス,[詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックス,または[詳細定義−[UNIX Job]]ダイアログボックスが表示されます。
以降の手順は,PCジョブまたはUNIXジョブのどちらを使用するかによって手順が異なります。
PCジョブを使用する場合は「3.1.2 PCジョブでバッチジョブを定義する」を参照してください。UNIXジョブを使用する場合は,「3.1.3 UNIXジョブでバッチジョブを定義する」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) ジョブネットの定義内容に関する注意事項
JP1/AJSからJP1/Advanced Shellのジョブコントローラを起動したときの実行時ディレクトリ
JP1/AJSからJP1/Advanced Shellのジョブコントローラを起動した場合の実行時ディレクトリは,JP1/AJS - Agent(またはJP1/AJS - Manager)がJP1/Advanced Shellのジョブコントローラを起動するときの実行時ディレクトリになります。JP1/AJS - Agent(またはJP1/AJS - Manager)がJP1/Advanced Shellのジョブコントローラを起動するときの実行時ディレクトリについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1」を参照してください。実行時ディレクトリは,JP1/AJSのマニュアルでは,ワークパス(ワークディレクトリ)と表記されています。
JP1/AJSからJP1/Advanced Shellのジョブコントローラを起動したときの環境変数
JP1/AJSからWindowsのJP1/Advanced Shellのジョブコントローラを起動した場合,通常JP1/AJSサービス起動時にはシステム環境変数の設定を有効にし,ユーザー環境変数は読み込まれません。詳細はJP1/AJSのマニュアルを参照してください。
言語種別を英語に設定した海外版のJP1/AJS - Managerと接続して使用する
言語種別を英語に設定した海外版のJP1/AJS - Managerと接続してジョブを定義する場合,[実行定義]ダイアログボックスのジョブの定義情報には英数字(ASCII)だけを使用してください。