2.1.5 ユーザー定義サービスの計測
PFM - Agent for Service Responseが標準でサポートするインターネットサービス以外のサービスを計測したい場合は,計測対象サービスの応答時間などを計測するプログラムを用意し,ユーザー定義コマンドとして登録します。PFM - Agent for Service Responseでは,このプログラムをユーザー定義コマンドといいます。また,ユーザー定義コマンドで計測するサービスをユーザー定義サービスといいます。PFM - Agent for Service Responseでは,ユーザー定義サービスの応答時間を,秒単位で小数点第3位(0.001秒の位)まで計測できます。
ユーザー定義コマンドの計測には,次の二とおりがあります。
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ユーザー定義コマンドが出力した数値を計測結果とする。
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ユーザー定義サービスの実行時間を計測結果とする。
ユーザー定義サービス計測の概要を次の図に示します。
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PFM - Agent for Service ResponseのProbe Daemonは,起動時に次の3つのファイルを読み込みます。計測結果は,計測条件ごとにいったんレポートファイルに出力され,一定の間隔でAgent Collectorによって収集されます。
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Probe動作条件定義ファイル(esp.conf)
PFM - Agent for Service Responseのプローブの計測多重度やレポートファイルのサイズ上限などの起動オプションを定義するファイルです。詳細については,「8.2 Probe動作条件定義ファイル(esp.conf)」を参照してください。
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計測条件登録ファイル(esptask.xml)
計測対象のサービスタイプや,ホスト名,計測間隔などの計測条件を定義するファイルです。PFM - Web Consoleから設定します(直接編集することもできます)。PFM - Web Consoleからの設定については,「4.7 PFM - Web Consoleからの計測条件の定義」を参照してください。計測条件登録ファイルの詳細については,「8.3 計測条件登録ファイル(esptask.xml)」を参照してください。
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コマンド登録ファイル(espcommand.xml)
ユーザー定義コマンドを登録するファイルです。詳細については,「8.6 コマンド登録ファイル(espcommand.xml)」を参照してください。
PFM - Agent for Service Responseは,標準でサポートするインターネットサービスの計測と同様に,定義した計測条件に従ってユーザー定義コマンドを計測間隔ごとに呼び出し,継続的に計測します。ただし,1つのユーザー定義サービスについて計測できる項目は1つだけです。1つのユーザー定義サービスについて複数の項目を計測したい場合は,別のユーザー定義コマンドとして定義する必要があります。