8.1.5 データベースをリストアする
データベースのバックアップを取っている場合,JP1/SLM自体にトラブルが発生したときなどに,トラブル発生以前の環境にリストアできます。
データベースをリストアするには,コマンドを実行します。
ここでは,データベースのリストア方法について説明します。
(1) 作業の前に
データベースのバックアップを取っていることを確認してください。
(2) 作業手順
データベースをリストアするJP1/SLM - Managerに接続しているすべてのJP1/SLM - URを終了する。
JP1/SLM - URの終了方法については,「2.1.3 JP1/SLM - URを終了する」を参照してください。
データベースをリストアするJP1/SLM - Managerをインストールしたホストで,Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]−[サービス]を選択する。
データベースをリストアするJP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Web Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Web_Service)を終了する。
データベースをリストアするJP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Service)を終了する。
データベースのリストアコマンドを実行する。
実行するリストアコマンドは次のとおりです。
jslmdbrstr△バックアップファイルの絶対パス
リストアコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「9.5 jslmdbrstr(データベースのリストア)」を参照してください。
手順4.で終了したJP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Service」を起動する。
手順3.で終了したJP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Web Service」を起動する。
手順1.で終了したすべてのJP1/SLM - URを起動する。
JP1/SLM - URの起動方法については,「2.1.2 JP1/SLM - URを起動する」を参照してください。
データベースのリストアコマンドが正常に終了し,JP1/SLM - ManagerおよびJP1/SLM - URが起動すれば,データベースのリストアは完了です。