Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


8.1.5 データベースをリストアする

データベースのバックアップを取っている場合,JP1/SLM自体にトラブルが発生したときなどに,トラブル発生以前の環境にリストアできます。

データベースをリストアするには,コマンドを実行します。

ここでは,データベースのリストア方法について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. データベースをリストアするJP1/SLM - Managerに接続しているすべてのJP1/SLM - URを終了する。

    JP1/SLM - URの終了方法については,「2.1.3 JP1/SLM - URを終了する」を参照してください。

  2. データベースをリストアするJP1/SLM - Managerをインストールしたホストで,Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]−[サービス]を選択する。

  3. データベースをリストアするJP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Web Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Web_Service)を終了する。

  4. データベースをリストアするJP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Service)を終了する。

  5. データベースのリストアコマンドを実行する。

    実行するリストアコマンドは次のとおりです。

    jslmdbrstr△バックアップファイルの絶対パス

    リストアコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「9.5 jslmdbrstr(データベースのリストア)」を参照してください。

  6. 手順4.で終了したJP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Service」を起動する。

  7. 手順3.で終了したJP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Web Service」を起動する。

  8. 手順1.で終了したすべてのJP1/SLM - URを起動する。

    JP1/SLM - URの起動方法については,「2.1.2 JP1/SLM - URを起動する」を参照してください。

データベースのリストアコマンドが正常に終了し,JP1/SLM - ManagerおよびJP1/SLM - URが起動すれば,データベースのリストアは完了です。

(3) 関連項目