7.1.1 メッセージの出力内容を確認して対処する
JP1/SLMのメッセージは,画面上,イベントログ,統合トレースログ,またはメッセージログに出力されます。
メッセージが出力されている場合は,トラブルの内容をメッセージの出力内容から確認します。また,メッセージの出力内容が対処できる内容であれば対処します。
(1) 作業の前に
メッセージが出力されていることを確認してください。
メッセージが出力されていない場合の対処については,「7.1.6 トラブルの要因調査に使用する資料を採取する」を参照してください。
(2) 作業手順
出力されているメッセージを確認する。
メッセージは,画面上,イベントログ,統合トレースログ,またはメッセージログに出力されます。
イベントログは,Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]−[イベント ビューアー]を選択し,[イベント ビューアー]画面から[カスタムビュー]−[管理イベント]で表示できます。
統合トレースログの出力先は次のとおりです。
システムドライブ:\Program Files\HITACHI\HNTRLib2\spool\hntr2N※.log
システムドライブ:\Program Files(x86)\HITACHI\HNTRLib2\spool\hntr2N※.log
注※ Nには1〜4までの数字が入ります。
メッセージログの出力先は次のとおりです。
JP1/SLM - Managerの場合:
JP1/SLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\logs\
JP1/SLM - URの場合:
JP1/SLM - URのインストール先フォルダ\ur\logs\
メッセージの出力内容が対処できる内容であれば対処する。
メッセージの詳細については,「11.3 メッセージの一覧」を参照してください。
メッセージの出力内容の確認・対処は完了です。ただし,メッセージに対処できない場合,または対処しても改善しない場合は,要因調査に必要な資料を採取した上で,システム管理者に連絡する必要があります。
要因調査に必要な資料の採取方法については,「7.1.6 トラブルの要因調査に使用する資料を採取する」を参照してください。