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JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


5.4.3 JP1/SLMとJP1/PFMの連携を解除する(JP1/PFMとの連携)

JP1/SLMとJP1/PFMの連携を解除する場合,JP1/SLMとJP1/PFMの両方で連携情報を削除する必要があります。

JP1/SLMでは,JP1/SLM - Managerが保持している連携情報を削除します。JP1/PFMではJP1/PFM - Managerおよび各監視エージェントが保持している連携情報を削除します。JP1/PFMで連携情報を削除する方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。

JP1/SLMとJP1/PFMの連携を解除する作業の流れを次の図に示します。

図5‒17 JP1/SLMとJP1/PFMの連携を解除する作業の流れ

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. JP1/PFMの業務グループおよび監視エージェントとの関連づけを解除する監視対象サービスの監視が実行されている場合は,監視を停止する。

    監視の停止については,「4.2.2 監視を停止する」を参照してください。

  2. JP1/SLMで,監視対象サービスと業務グループの関連づけ,および監視対象サービスとJP1/PFMの監視エージェントとの関連づけをすべて解除する。

    監視対象サービスと業務グループおよび監視エージェントの関連づけの解除は,[設定]画面の[構成情報定義]エリアで設定します。[構成情報定義]エリアの表示方法は,「3.2.7 構成情報としてシステム性能の監視項目を設定する(JP1/PFMとの連携)」を参照してください。

  3. JP1/SLM - Managerを終了する。

    JP1/SLM - Managerの終了については,「2.1.4 JP1/SLM - Managerを終了する」を参照してください。

  4. JP1/SLM - Managerのシステム定義ファイル(jp1itslm.properties)の次のプロパティの値を削除する。

    • pfmManagerHost(JP1/PFM-Managerのホスト名)

    • pfmManagerPort(JP1/PFM-Managerのポート番号)

    • pfmWebConsoleURL(JP1/SLMから起動するJP1/PFM-WebConsoleのURL)

    • pfmReceivePort(性能データをJP1/SLM - Managerが受信するためのポート番号)

    JP1/SLM - Managerのシステム定義ファイルの格納先は次のとおりです。

    JP1/SLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\conf\jp1itslm.properties

  5. JP1/PFM - Managerが停止している場合は,起動する。

    JP1/PFM - Managerの起動方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のPerformance Management の起動と停止の説明を参照してください。

  6. JP1/PFM - Web ConsoleでMaster Managerのプロパティを変更する。

    JP1/PFM - Web Consoleでのプロパティの変更については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。

JP1/SLMで実施するJP1/PFMとの連携を解除するための設定は完了です。

なお,手順2.を実行しないで手順3.以降の作業を実施した場合,JP1/SLMおよびJP1/PFMの定義を削除および変更したあとで手順1.の作業を実施してください。

(3) 関連項目