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JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


4.7 アクセス履歴機能

アクセス履歴とは,サービス利用者とサービスを提供するWebシステムとの通信で発生する,HTTP要求とその応答の情報を1対ごとに記録した履歴です。

アクセス履歴機能とは,アクセス履歴を表示する機能です。[問題調査]画面で障害予兆を検知したサービスの問題点を調査するときに,Webシステム処理の調査を支援します。

アクセス履歴機能では,次の特長でサービス利用者からの要求およびその応答を絞り込めるため,サービスの問題点を迅速に調査できます。

アクセス履歴の表示機能を次の表に示します。

表4‒15 アクセス履歴の表示機能

機能

概要

参照個所

表示項目選択

アクセス履歴の表示画面に表示する項目を選択します。

10.4.7 [表示項目選択]画面

フィルタリング

表示中のアクセス履歴のうち,任意の表示項目に対してユーザーが指定した条件を満たすアクセス履歴だけを表示します。

10.4.8 [アクセス履歴の表示]画面

ソート

表示中のアクセス履歴を,ユーザーが指定した表示項目の値を基準に,昇順または降順に並べ替えます。

10.4.5 [アクセス履歴]エリア([履歴データ]タブを選択した状態)

ランキング

表示中のアクセス履歴のうち,ユーザーが指定した表示項目の値ごとにデータの件数を集計し,ランキング形式で表示します。

10.4.6 [アクセス履歴]エリア([ランキング]タブを選択した状態)