10.4.8 [アクセス履歴の表示]画面
(1) 画面の構成
(2) 画面の説明
[履歴データ]タブの絞り込み条件を設定します。また[ランキング]タブで指定された[ドリルダウン履歴]を表形式で表示し,[履歴データ]タブの絞り込み条件を設定します。
項番 |
設定項目 |
設定できる条件 |
---|---|---|
1 |
[リセット]ボタン |
フィルタ条件設定を初期状態([アクセス履歴の表示]画面が表示された時の状態)に戻します。 |
2 |
[フィルタ条件設定] |
アクセス履歴の絞り込みに使用する条件を選択し,条件値を設定します。詳細については「アクセス履歴の絞り込み条件設定の詳細」を参照してください。 |
3 |
[ランキングのドリルダウン履歴] |
ランキングのドリルダウン履歴を表示し,アクセス履歴の絞り込み条件に設定します。詳細については「ランキングのドリルダウン履歴の詳細」を参照してください。 |
4 |
[OK]ボタン |
設定された絞り込み条件で,[アクセス履歴]エリアの[履歴データ]タブに表示されるアクセス履歴を絞り込みます。[設定]ボタンをクリックすると[アクセス履歴]エリアの[履歴データ]タブに戻ります。 |
5 |
[キャンセル]ボタン |
[アクセス履歴]エリアの[履歴データ]タブに戻ります。設定内容は反映されません。 |
- アクセス履歴の絞り込み条件設定の詳細
[フィルタ条件設定]のチェックボックスでチェックした項目が,[アクセス履歴]エリアの[履歴データ]タブに表示されるアクセス履歴の絞り込み条件として設定されます。チェックしていない項目は絞り込み条件には設定されません。絞り込み条件に指定できる値を次に示します。
項番
設定項目
設定できる条件
1
レスポンス時刻
レスポンス時刻範囲を指定します。指定できる値は,点線(アクセス履歴の表示対象範囲)の範囲内です。
2
応答時間(msec)
演算子と応答時間(単位:ミリ秒)を指定します。指定できる値は次のとおりです。
- 選択できる演算子
>:設定値より大きい
>=:設定値以上
==:設定値と等しい
<=:設定値以下
<:設定値より小さい
!=:設定値と異なる
- 設定できる値
0〜600,000
3
ステータスコード
指定した正規表現に合致するアクセス履歴を表示します。指定できる値は次のとおりです。
- 入力できる文字数
0〜40文字
- 入力制限
・Javaの正規表現に従います。正規表現の構文については,Java Platform Standard Edition 6のjava.util.regex.PatternクラスのAPI仕様を参照してください。
・ASCII文字以外の文字は入力できません。
・全角文字は使用できません。
・UTF-8でURLエンコードした文字は使用できます。
なお,空欄の場合は,すべてステータスコードが表示されます。
4
レスポンスデータサイズ(バイト)
演算子とリクエストデータサイズ(単位:バイト)を指定します。指定できる値は次のとおりです。
- 選択できる演算子
詳細については項番2を参照してください。
- 設定できる値
0〜2,147,483,647
5
リクエスト時刻
リクエスト時刻範囲を指定します。指定できる値は,点線(アクセス履歴の表示対象範囲)の開始時刻-10分です。
6
パス
指定した正規表現に合致するアクセス履歴を表示します。指定できる値は次のとおりです。
- 入力できる文字数
0〜255文字
- 入力制限
詳細については項番3を参照してください。
なお,空欄の場合は,すべてパスが表示されます。
7
IPアドレス
IPアドレスを正規表現で指定します。指定できる値は次のとおりです。
- 入力できる文字数
0〜40文字
- 入力制限
詳細については項番3を参照してください。
なお,空欄の場合は,すべてIPアドレスが表示されます。
8
ポート番号
指定した正規表現に合致するアクセス履歴を表示します。指定できる値は次のとおりです。
- 入力できる文字数
0〜40文字
- 入力制限
詳細については項番3を参照してください。
なお,空欄の場合は,すべてポート番号が表示されます。
9
Referer
指定した正規表現に合致するアクセス履歴を表示します。指定できる値は次のとおりです。
- 入力できる文字数
0〜255文字
- 入力制限
詳細については項番3を参照してください。
なお,空欄の場合は,すべてRefererが選択されます。
10
リクエストデータサイズ(バイト)
演算子とリクエストデータサイズ(単位:バイト)を指定します。指定できる値は次のとおりです。
- 選択できる演算子
詳細については項番2を参照してください。
- 設定できる値
0〜2,147,483,647
11
クエリ
クエリ条件を入力します。
テキストボックスをクリックすると,[クエリ編集]画面が表示されます。[クエリ編集]画面では,KeyおよびValueを指定できます。
[クエリ編集]画面で複数のクエリ条件を定義すると,順不同で△で区切られて表示されます。
[クエリ編集]画面の詳細については「10.6.10 [クエリ編集]画面」を参照してください。
12
Cookie
Cookie条件を入力します。
テキストボックスをクリックすると,[Cookie編集]画面が表示されます。[Cookie編集]画面では,KeyおよびValueを指定できます。
[Cookie編集]画面で複数のCookie条件を定義すると,順不同で△で区切られて表示されます。
[Cookie編集]画面の詳細については「10.6.9 [Cookie編集]画面」を参照してください。
- ランキングのドリルダウン履歴の詳細
-
[アクセス履歴]エリアの[ランキング]タブで指定された[ドリルダウン履歴]を表形式で表示します。[ドリルダウン履歴]がない場合は表示しません。
項番
表示項目
表示内容
1
総アクセス件数
次のアクセス履歴件数が表示されます。
- 表示件数(nnnn)
-
[履歴データ]タブに表示されているアクセス履歴の件数。
- 総件数(mmmm)
-
[性能グラフ]タブに実線で示された範囲のアクセス履歴の件数。
- 表示形式
-
nnnn/mmmm
2
チェックボックス
[ドリルダウン履歴]のチェックボックスをチェックすると,[アクセス履歴]エリアの[履歴データ]タブに表示されるアクセス履歴の絞り込み条件に設定されます。同様にチェックボックスのチェックを外すと,絞り込み条件には設定されません。
3
#
[ドリルダウン履歴]の項番です。
4
表示項目
絞り込み条件となる表示項目です。
5
値
絞り込み条件の値です。
(3) 補足事項
[アクセス履歴の表示]画面で絞り込み条件が設定された[アクセス履歴]エリアの[履歴データ]タブの表示項目は,次に示すとおり,ヘッダが太字で強調表示されます。[ランキング]タブで絞り込みの条件が指定された場合も同様に,ヘッダが太字で表示されます。
[アクセス履歴]エリアの[履歴データ]タブに表示されていない項目([アクセス履歴表示項目選択]画面で選択されていない項目)にもフィルタ条件は設定できます。
[ドリルダウン履歴]の表中で,チェックボックスがチェックされていないドリルダウン履歴は,[OK]ボタンで絞り込み条件が設定される時に削除されます。