10.4.5 [アクセス履歴]エリア([履歴データ]タブを選択した状態)
(1) 画面の構成
(2) 画面の説明
監視対象サービスの監視対象のアクセス履歴を表形式で表示します。
項番 |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
X-All Web Access |
性能グラフを表示する対象となるサービスグループの名称が表示されます。 Xは,サービスグループの名称です。 |
2 |
[アクセス履歴]リスト |
[性能グラフ]に実線で示されている範囲のアクセス履歴を表形式で表示します。 [アクセス履歴]エリアに表示されるアクセス履歴は,現在時刻の5分前に取得されたデータです。 表示項目は[アクセス履歴表示項目選択]画面で選択します。 |
3 |
履歴範囲 |
[履歴データ]タブに表示されている期間が次の形式で表示されます。
|
4 |
表示件数 |
次のアクセス履歴件数が表示されます。
|
5 |
[表示項目選択]ボタン |
[アクセス履歴表示項目選択]画面を表示するボタンです。 |
6 |
[表示]ボタン |
[アクセス履歴の表示]画面を表示するボタンです。 |
- アクセス履歴の履歴範囲
[性能グラフ]には[アクセス履歴]エリアの表示対象となる範囲が点線で表示されます。また,[アクセス履歴]エリアで表示されている範囲が実線で表示されます。
図10‒2 [アクセス履歴]エリアの履歴範囲 項番
項目
説明
1
履歴範囲(実線)
[アクセス履歴]エリアに表示されているアクセス履歴の範囲です。
2
履歴範囲(点線)
[アクセス履歴]エリアの表示対象となるアクセス履歴の範囲です。
履歴範囲を示す点線は[性能グラフ]タブの表示期間が30分以上のときに表示されます。
[アクセス履歴]の履歴範囲は[性能グラフ]をドラッグすることで変更できます。
図10‒3 [アクセス履歴]エリアの履歴範囲変更 - アクセス履歴の履歴範囲(点線)の期間
[アクセス履歴]エリアの点線で表示される履歴範囲は[性能グラフ]の表示期間に応じて変更されます。
項番
[性能グラフ]タブの表示期間
[アクセス履歴]エリアの表示期間
点線で表示される履歴範囲
1
1分
1分間
[表示]ボタンをクリックしたとき,[性能グラフ]タブに表示されている範囲のアクセス履歴です。
2
10分
10分間
3
30分
10分間
[表示]ボタンをクリックしたとき,[性能グラフ]タブに点線で示されている範囲のアクセス履歴です。
4
1時間
10分間
5
6時間
10分間
6
1日
10分間
- アクセス履歴の表示件数
[アクセス履歴]エリアの表示上限は5,000件です。点線で表示される履歴範囲内に上限以上の件数のアクセス履歴が含まれる場合は,エラーメッセージを表示して,レスポンス時刻の昇順に上限件数分だけ表示します。
- アクセス履歴のソート
[履歴データ]タブの表示項目のカラムヘッダをクリックすると,クリックしたカラムヘッダの列でアクセス履歴がソートされます。また,キーボードの「Ctrl」キーを押すのと同時にカラムヘッダをクリックすると,ソート動作が異なります。動作の詳細を次の表に示します。
ソート対象の列の状態
ソートの詳細
未ソート
次の2種類の方法でソートできます。
- ソート対象の項目のカラムヘッダをクリック
-
ソート対象の列の項目が昇順にソートされます。
なお,別の列が既にソートされていた場合は,そのソートはクリアされます。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながらソート対象の項目のカラムヘッダをクリック
-
ソート対象の列の項目が昇順にソートされます。
なお,既に他の列の項目がソートされていた場合は,そのソート済みの状態に加えて,ソート対象列の項目が昇順にソートされます。
ソート済み
次の2種類の方法でソートできます。
- ソート対象の項目のカラムヘッダをクリック
-
ソート対象の列の項目が逆順にソートされます。
ただし,既に他の列の項目がソートされていた場合はそのソートはクリアされて,クリックした列の項目は逆順にソートされます。
- キーボードの「Ctrl」キーを押しながらソート対象の項目のカラムヘッダをクリック
-
ソート対象の列の項目が逆順にソートされます。
(3) 補足事項
アクセス履歴を記録するには,JP1/SLM - URのシステム定義ファイル(jp1itslmur.properties)のプロパティで,アクセス履歴を記録するフォルダを設定する必要があります。
設定方法は「5.6 動作を変更するためのシステム定義ファイルの編集」を参照してください。
次の操作で[アクセス履歴]エリアは初期化され,アクセス履歴が表示されていない状態になります。
[サービス一覧]エリアで別サービスまたは別トランザクションを選択した。
イベント一覧の[詳細]をクリックして[問題調査]画面を表示した。
[リアルタイム監視]画面で[問題調査]ボタンをクリックして[問題調査]画面を表示した。
アクセス履歴の表示保障期間は194時間(8日×24時間+出力中の2時間)です。表示保障期間を超過したアクセス履歴は削除されます。