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JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


4.5.9 レポート作成に関するそのほかの注意事項

〈この項の構成〉

(1) 暦に存在しない日付のレポートの出力について

レポート期間に指定した期間のうち,暦に存在しない日付は,レポートに表示する項目,性能グラフ,およびCSVファイルに表示しません。例えば,レポート起点日を5月31日,レポート期間を1か月と指定した場合,レポート期間内の集計対象は5月31日〜6月30日(6月31日は暦に存在しないため集計対象外)となります。前回比の場合,5月1日〜5月30日(4月31日は暦に存在しないため集計対象外)となります。

(2) レポート保持期間を超えるデータの扱いについて

JP1/SLMでは,レポートデータを5年間保持します。[ホーム]画面を表示しているマシンのシステム時刻の5年前(5年前の同日,およびそれ以前)をレポート起点日として指定できません。

なお,レポート期間および前回比を算出するための期間が,レポート保持期間以前を含む場合は,「4.5.6 サービス性能のデータの一部が未取得の場合の注意事項」の説明を参照してください。

(3) 監視項目名に半角コンマ,または半角ダブルクォーテーションを含む場合のレポートの出力について

[構成情報設定]エリアで追加した監視項目名に,「,」(半角コンマ)または「"」(半角ダブルクォーテーション)が指定されている場合,CSVファイルに出力する際は,これらの記号は「_」(半角アンダースコア)で表示されます。