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JP1 Version 11 パフォーマンス管理 基本ガイド(サービスレベル管理編)


4.6.1 監視対象サービスを登録する

監視対象サービスを登録するには,監視対象サービスのWebページのURIをJP1/SLM - Managerに登録します。この操作は,監視者が実施します。

JP1/SLM - Managerに登録できる監視対象サービスの最大数については,マニュアル「JP1/Service Level Management」の監視対象サービスの登録に関する説明を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

この作業で使用する[設定]画面を次に示します。

[図データ]

  1. [設定]ボタンをクリックする。

  2. [設定メニュー]エリアの[監視登録・削除]を選択する。

    [監視登録・削除]エリアが表示されます。このとき,[監視登録・削除]エリアの[接続元IP]に,現在操作しているマシン(ブラウザを起動してJP1/SLMにアクセスしているマシン)のIPアドレスが表示されます。

    登録済みの監視対象サービスがある場合,[登録済みサービス一覧]に登録済みの監視対象サービスのサービスグループの名称,監視対象サービス名,URI,WebサーバのIPアドレス,およびJP1/SLM - URのIPアドレスが表示されます。

  3. [監視構成]を選択する。

    新規サービスの監視構成に次の項目を選択します。

    サービス:サービス性能の監視を行う。

  4. [一行追加]ボタンをクリックする。

    [新規サービス]に空行が1行追加されます。

  5. 監視対象の情報を入力する。

    監視構成が「サービス」の行を追加する場合,[URI]にURI,[WebサーバのIP]に監視対象サービスを実行しているWebサーバのIPアドレス,[JP1/SLM - URのIP]にJP1/SLM - URのIPアドレスを入力します。

  6. 監視対象サービス名を入力する。

    [サービス]のテキストボックスをクリックすると任意の名称が入力できます。

    入力の制限に従わなかった場合はエラーメッセージが表示されます。ただし,機種依存文字および制御文字を使用した場合は,エラーメッセージは表示されませんが,ログファイルの表示が異常になる場合があるため使用しないでください。

  7. 監視対象サービスが属するサービスグループを選択する。

    [サービスグループ]のプルダウンメニューをクリックすると,ログインしているユーザーが監視を担当しているサービスグループ名(JP1/Baseに登録されているJP1資源グループ名)が表示されます。監視対象サービスが属するサービスグループを選択してください。

  8. 登録したい監視対象サービスをチェックする。

    入力値に問題がなく,[状態]が[停止中]になっている場合,監視対象サービスのチェックボックスをチェックすると[登録]ボタンが活性化します。なお,このとき手順7.でサービスグループを選択していない場合はエラーメッセージが表示されます。

  9. [登録]ボタンをクリックする。

    登録が成功すると,監視対象サービスの登録の成功を通知するダイアログボックスが表示されます。

ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックすると,[登録済みサービス一覧]にサービスが追加されます。

(3) 次の作業